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Do曜塾【GENKI塾Cクラス】年初めのCクラス 七草粥を頂こう!

    御報告が遅くなりまして、申し訳ございません。今年最初のGENKI塾Cクラスの活動報告です。

新年最初のCクラス。まずは皆で新年の挨拶を。きちんと正座をして、三つ指を添えて「明けましておめでとうございます」と。いつもとは違うかしこまった様子。姿勢を正した子ども達の表情はとてもキリッとしていました。挨拶の後、「お正月の間、どんな御馳走を頂きましたか?」と質問をすると、「ケーキ!」「お餅いっぱい食べた!」「しゃぶしゃぶ!」等、次から次へと素敵なお料理の名前が。中には大きな海老を食べたと言う子も。伊勢海老でしょうか。そして、「正月が明けてからお家で七草粥を食べてみた?」と聞くと、ちらほらと手が挙がりました。

 

そこで今日の本題。皆で七草粥を作るのですが、作る前に七草について調べてみました。ちなみに、スーパーで七草粥のセットを7日の月曜日に購入して冷蔵庫で保管していたのですが、それから5日経った今日。皆で調べてみた時には殆ど葉っぱがしおれていました。どれがどれやら、ちょっとわからないなあ……と、皆困り顔。

 

そこで七草の種類の一つ、「ホトケノザ」と言う草がある事を伝えると、「えっ?ホトケノザ?!」と、子ども達から大きな反響が。ホトケノザは、子ども達が遊びに行く野原や畑のあぜ道で見つける事ができます。12月の終わりごろから芽吹き春には紫色の花が咲きます。小さな花びらをぬくと甘い蜜を吸う事ができます。子ども達にとっては、とても馴染み深い野草なのです。「今から、ホトケノザを探しに行こう」と呼びかけると、子ども達の表情は一気にいきいきと。外はとても冷えていましたが、元気な足取りで散歩にでかけました。

「かあせんせえ……ないねえ」

向かった先は、教室から歩いて数分の所にある本字池。昨年の春には、ここでタンポポとヨモギの葉を摘んで天ぷらにしました。あの時は沢山の種類の野草が茂っていました。そして今、真冬の本字池は灰色に枯れていました。一瞬、気落ちした表情の子ども達。それでもすぐに、池の周りを歩いて探し始めました。そして、探し回る事約20分。体も随分冷えて諦めかけていた時、やっと1本目を見つける事ができました。「あったー‼」の声に、わあーっと歓声をあげながら集まってきた子ども達。花はまだ咲いていませんが、見た瞬間に「これ知ってる!」と改めて確認。その後、本字池を離れてセンターの駐車場へ向かうと、何と沢山生えていました!灯台下暗しとはこの事?!おかげで全員、摘むことが出来ました。

そして、教室に戻ってから、子ども達はホトケノザの葉っぱを細かく摘み取りました。籠いっぱいに集まったホトケノザ。春菊の様な香がします。摘み取られた葉っぱは、さっと水洗いをし細かく刻みました。

 

ちなみに、スーパー等で売られているホトケノザは、コオニタラビコと言う葉っぱです。コオニタラビコは、普段はなかなか見つけにくい植物です。子ども達が採取したホトケノザ、蜜は吸えるのですが粥の中に大量に入れるのは向いていないのです。その為、採取したホトケノザは、少しだけ粥の中に入れてみました。スーパーで購入した七草粥セットの草も全て刻んで一緒に粥の中に。七草粥が完成しました。

「かあせんせえ、俺、野菜嫌いなんだわ」「先生、葉っぱ抜いて!」

おやおや、そんなことを言って。まあ、一口だけでも食べてごらんなさい。汁椀に粥をよそい、さあ実食。子ども達の見た目には、とても美味しそうには見えません。子ども達からの渋い表情を予想して見守る事数秒……。

「美味しい~!」との声が沢山!!

この日は、来年度のCクラスの入会を検討されている方々が授業の見学に来られていたのですが、皆様からも御好評。粥は、飛魚でだしを取り、白出汁を味を整えておいたので、子ども達にも食べやすかったのでしょう。お鍋一杯に作った七草粥は、あっと言う間に空になりました。食べ終わった後、子ども達に感想を聞くと、「お家でも作りたい」「また作って!」と。

第一回目の活動は、とても楽しく終わりました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

GENKI塾Cクラス 坂本カオリ

 

 

 

 

 

 

 

 

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