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コンテンツトップ表示【スタンツ・1歳児クラス】5月26日~6月2日の活動報告(桃ぼうしさん)

桃さんと出会って、季節が一つ動きました。

初めて出会った日は、満開の八重桜がとてもきれいでした。あれから2カ月。

田んぼには水が張り、白鷺の幼鳥の姿をあぜ道で見かけるようになりました。

そして子どもたちは、私たちの予想をはるかに超えて、心も体も大きく成長しています。

週初めの月曜日の朝。

活動場所に向かうスクールバスの中は、先生の声が通らない程の大号泣で始まります。

ああ、今日も元気な声で泣いてくれたね。良く来てくれたね。本当にありがとう。そんな思いで、一日のスタートを切るのですが、回を重ねるごとに子どもたちの表情が大きく変わってきました。

まず、泣けてしまう場面が劇的に少なくなってきました。

私たちは「ずっと。ずっーーーーと、泣けちゃっていいんだよ」と声をかけているのですが、

いつまでも泣いてばかりではいられなくなったようです。

 

一言でいえば、『覚悟』。大好きな家族と離れている現実。

不安でたまらない、でも、心を突き動かされてしまう、何か。

自分の足で、自分の手で触れて感じたもの。言葉ではうまく表せない。

でも、これはきっと、楽しいと言う事なんだな。その楽しさを、自分で確かめずにはいられない。

ひとりひとり、そんな覚悟を決めた様子がすごく伝わってきます。

その結果、くーちゃん先生や、かあ先生の行動をしっかりと見るようになりました。

言葉がけされている意味を、真剣に理解しようとしています。

とにかく素晴らしいのが、目の輝き。ものすごく、いきいきとしています。

さあ、あそぼう!

さあ、感じよう!

さあ、自分で経験してみよう!

私たちの呼びかけに、どんどん応えてくれる子どもたち。

子どもたちの成長に、心から感動しています。

いつも、子どもたちに意識して声掛けをしている言葉があります。

それは、「自分でやってみよう」。

例えば活動場所にバスが到着した時。私たちはバスの昇降口に立って子どもたちに呼びかけます。

さあ、ついたよ。今からいっぱい遊ぶよ。さあ、自分でここまで降りてみよう。

ひとりひとり抱きかかえて、バスの座席からおろしてあげることもできますが、

時間がかかっても良いので、そんなちょっとした行動でも、

子どもたちにやらせてあげようと思います。

安全に配慮しながら、いっぱい体験させてあげたいですね。

ママが作ってくれたお弁当を食べたいから、なんとしてでも自分で鞄からお弁当を出す。

水遊びをしたいから、自分で靴を脱ぐ。いっぱい遊びたいから、どんどん歩いていく。

おいしいおやつを食べたいから、「ちょうだい!」と、自分から先生のところに行く。

うまくいかなかったり、体力がもたずに泣けてしまうこともありますが、

子どもたちはものすごくタフに頑張っています。

ちなみに、昨日(6月2日)の桃ぼうしさんの移動距離は、約1200メートル。

こどもの歩幅で4000歩以上。遊んだ時間は約130分。

そのうち牧野が池緑地公園で遊んだ時間は、約90分。

スタンツに戻って園庭でお弁当を食べた後はさらに40分ほど、水遊び。

帰り際は、ふらふらになっておりました。こんなに元気に遊ぶことができる子どもたち。

これからも、もっと、野外でたくさん遊ばせてあげたいと思います。

 

スタンツMクラス(桃ぼうしさん) 坂本カオリ(かあ先生)・文

宇野 くにつぐ(くーちゃん)・写真

                                     

 

 

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