大変遅れてしまい申し訳ございません。
遅ればせながらではございますが、9月の活動の様子をお届けいたします。

９月２日　天白川

この日は「天白川の主を見てみよう！」を合言葉に、ウナギ探しに出かけました。

まずは川の生き物探しからスタート。
ガサ入れのやり方を改めておさらいです。
「丸い網と三角の網、どっちを使うんだっけ？」
そんな疑問から、探し方を一つひとつ確認していきました。

三角の網を川底にしっかり当て、足で砂や石をガサガサとかき出していくのがポイント。
そうして探していくと、この日はモクズガニやテナガエビを発見！
モクズガニは、海で生まれ、川をのぼり、また海へ戻っていく不思議な一生を送る生き物ですね♪

しかし、なかなかお目当てのウナギは見つかりません。
川辺の草の下をどかしてあっちでガサガサ、こっちでガサガサ……

全然見つからず、思い切って今度は石や岩ひっくり返しながら探してみることに。

思い切って小さい石ごと「えいっ！」と蹴り入れると、

小さすぎて網の間から今にも逃げそうな、中に黒っぽい何かが泳いでいるのを発見👀

よ～く観察してみると、見事ウナギを発見！
大物とはいきませんでしたが、天白川の主ともいえるウナギの赤ちゃんに出会うことができました。

網からつかもうとすると、ぬるぬるとすべってなかなかつかめない…。
それがまた面白くて、子どもたちも大盛り上がりでした。

実は、私たちが普段食べているウナギの約99％は養殖。

この日出会えた天然のウナギは、まさに1％の激レア体験です。

川遊びシーズン最後の9月に、こんな貴重な出会いがあるなんて🥰

ウナギさん、会いに来てくれてくれてありがとう！

９月９日　好きな川

さあ、楽しかった川遊びもいよいよ最終日を迎えてしまいした。
まだまだ暑い日が続いていますが、気温が下がり始めると水温は一気に下ってしまいます。

今年の川遊びは、この日でひと区切りです。

「最後は、みんなが一番好きな川で思いきり遊ぼう！」

「みんなはどこの川がお気に入りになった？」
今年初めて川で遊んだ岩崎川、滝修行をした岩天川、イカダやウナギ探しをした天白川、

この中からどこがいいか聞いてみると——圧倒的人気は天白川でした💦

流れの強かったり弱かったり、深い所もあれば浅い所も、生き物もたっくさん🎶

流れに身を任せて遊べる天白川は、みんなのお気に入りの場所。

今年もたくさんお世話になりました。

まずは、暑くなった体をゆっくりクールダウン。
足からそっと川に入り、お腹、肩、最後は頭をジャポン。背中まで浸かって寝転がり、川の流れを全身で感じます。ひんやり冷たい水がとても気持ちいいね。

体が冷えてきたら、次はぷかぷか流れ遊び。
イカダやウォータースライダーで身につけた「力を抜いて浮く」感覚を思い出しながら、

川の流れに身を任せて流れてみたり、お友だちと手をつないで流れてみたり、

それぞれが自分なりの楽しみ方を見つけていました♬

そして最後は、みんな大好き飛び込みタイム！
「もう一回！」「次はもっと遠くへ！」と声が飛び交い、ポーズを決めたり、助走をつけたり、先生に押してもらって“ロケット発射”したりと、最後まで笑顔があふれていました。

名残惜しいですが、今年の川遊びはこれにておしまいまい＿＿。

でも、来年もまた川へ行きます！次の川遊びもお楽しみに💦 

９月１６日　牧野ヶ池緑地

いやー、久しぶりにやってきましたね。
灼熱の川遊びを終え、今度は久々に陸地へ上がり、お山遊びと生き物探しを楽しんでいきます。

というわけで今回は、月光といえばおなじみの“あの生き物”を探しに、
ヤモリ＆トカゲ（カナヘビ）を目当てに牧野ヶ池緑地へ行ってきました！

久しぶりの陸での活動ということもあり、
まずは鬼ごっこで体を川モードから陸モードへ切り替えます。
しっかり体が温まったところで、いざ生き物探しスタート！

草むらでは小さなバッタやコオロギを発見。
「ということは…それを食べる、あのお目当ての生き物もいるはず！」

そう、カナヘビです！
太陽の光が当たる乾いた草の上や、コンクリート、石の上で
日向ぼっこをしているところを、そーっと近づいて…お手で「えいっ！」

素早くてなかなか捕まえるのが難しかったですが、見事ゲット！
背中は少しザラザラしていて、体の3分の2ほどもある長〜いしっぽが特徴です。

もう一つのお目当てだったヤモリはというと……今回は残念ながら出会えず。
看板の裏や、少し剥がれた木の皮をそっとめくって探してみましたが、姿は見えませんでした。

ヤモリ探しは、また次回のお楽しみにしたいと思います。

９月３０日　相生山

この日は相生山で、初めての崖登りに挑戦しました。
崖登りの前に、まずは大切なお約束とルールの確認から！

前のお友だちが登っているときに一緒に登ってしまうと、
もし滑ってきたときにぶつかってしまい、とても危険です。
そこで、必ず順番を守って登ることをみんなで確認しました。

登るときのお手ては「ライオンさんの手」🦁
手のひらをパーにして、ガオーのポーズで、
石や岩、土、木の根っこをしっかりつかみながら登ります。

そして降りるときはとても大事なポイント。
立ったまま降りると、バランスを崩して頭から転がり落ちてしまう危険があるので、

立ったままは降りないこと！
降りるときは、お尻を地面につけて、足を伸ばし、滑り台のように「ずりずり」。
この降り方を身につけることで、安全に崖を下りることができます。

ルールを確認したあとは、いよいよ崖登りに挑戦！

最後は、少しだけロープを使った駆け上がりにも挑戦。
手で登る感覚と、ロープで登る感覚の違いにドキドキしながらも、
「楽しい！」という声がたくさん聞こえてきました。

川で培ってきた筋肉や体幹をしっかり使いながら、
一歩ずつ、手と足をかける場所を探して登っていく姿がとても頼もしかったです。

川遊びでを通して身に着けた力が、崖登りでもしっかり使えていることを実感できた一日でした。
「順番を守る」「自分の体をコントロールする」「安全に遊ぶ」
そのすべてを意識しながら挑戦できたGEKKOさん。

川で培った力が、山でもしっかり生きていました。
よく考え、よく動き、よく頑張ったね！
これからの活動でも、今日の崖登りの経験をたくさん活かしていこう💪✨

GEKKO担当　安井かずや