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Do曜塾【小学ぼうけん教室】八事裏山ハイキング!
今回の活動は八事裏山でのハイキング♪
でも、ただのハイキングではありません!!
生い茂った葉っぱをかき分け
木々を潜り抜け
崖のような坂道を上ったり下りたり・・・
倒木を見つけて幼虫を探したり
乾いてしまったお池にいたザリガニを探し出したり
自然の中での活動をしっかりと満喫してきました。
それでは、活動の様子をどうぞ♪
八事裏山に到着するなり鞄を置いて早速探検へ!!
まずはくっつき虫についてちょっぴりお勉強。
「このくっつき虫の雑草は2段階でくっついているから厄介だよ」
ササクサという笹によく似た背丈の低い雑草で、
種子が返しのついた針みたいになっているくっつき虫です。
これはくっつくとチクチクしてちょっぴり嫌な気持ちになっちゃう子もいます。
この雑草は要注意!
「頑張って避けて歩こうね!!」
↓けんてぃのデモンストレーション(笑)↓
(背中がチクチクしたそうです)
さらに進んでいくと倒木発見!!
転がしてみると、カブトムシの幼虫がいました!!
今回はカブトムシの幼虫の雄雌の見分けも
お勉強しました。
幼虫のおなかを見てお尻から2~3番目の横しわの辺りに
『Vの字』もしくは『横線』が見られたら雄。
何もなければ雌。
各々が見つけた幼虫を見て
「これはオス!」「これはメス!」
と見分けていました。
木の中にはクワガタの幼虫もいましたよ。
※活動報告の最後に飼育の仕方を掲載しますので
よろしければ参考までに☆
幼虫探しのほかにも、木から落ちないように
綱渡り?をしてみたりもしました。
これが意外と難しい。
簡単に見えますが、自分の体重で木が揺れ
進めば進むほど地面からの高さは高くなっていき
下を見ればちょっぴりぞっとします(笑)
そんなスリルとワクワクをみんなで味わいましたね!
おたまの池と呼ばれる場所にも行きました。
以前は、ため池のようになっていたおたまの池ですが
雨がなかなか降らず、池はほぼ完全に乾いてしまいました。
ザリガニやエビも生息していましたが
いったいどこへ行ったのだろうか?
みんなの中で疑問が生まれました。
そこで池があった場所にたくさんあった倒木を
みんなでどかしてみることに。
すると、木の下からザリガニが出てきました!!
これにはみんなびっくりです!!
掘ってみるとまだ微かに水は出てきました。
これを求めてザリガニは木の下へ潜り込んでいたのだろうか?
それにしても、木の下でもザリガニは元気に生き延びていて
よかったね。と安堵する子どもたちでした。

1日を通して八事裏山を駆け回ってきましたが
まだみんなが回りきっていない場所もたくさんあります。
これからの冬の季節はお山での活動が本格的に始まります。
八事裏山も冬によく遊ぶお山の1つです。
また、遊びに行こうね!!
以下【カブトムシの幼虫の飼い方】を説明いたします。
『用意するもの』
・大き目の飼育ケース(衣装ケースなども◎)
・霧吹き
・腐葉土(ホームセンターに売ってます)
『育て方』
・腐葉土を大き目の飼育ケースにたっぷりと入れる。
・腐葉土は3か月に1度ぐらいの頻度で入れ替える。
(幼虫の糞でいっぱいになるため)
・直射日光の当たらない場所(20℃~25℃が適温)で育てる。
・2~3日に1度腐葉土をしっかりと湿らせる。
(手で握ると形が崩れず指で押すとそれが崩れるぐらいの湿り具合◎)
・4月下旬以降は腐葉土の交換はしない。(さなぎになるため)
※クワガタの幼虫は腐葉土ではなく幼虫マットで育てます。
わからないことがあれば、
自分で調べるもよし、先生に聞いてみるもよし。
せっかくの小さな命を、大切に育ててあげようね。
その中で命の尊さ、儚さ、育てる楽しさ、生き物への愛情など
たくさん学んでもらえたら嬉しいです。
また、生き物探しはこれからもたくさんしていきます。
すでに幼虫などを持ち帰り、育てている子もたくさんいると思います。
好きだから。ほしいから。で持ち帰るのではなく、
本当に育てられるかな?を考え、
何匹持って帰るのか、
もしくは逃がしてあげるのかを判断できるような
命を大切にできる心を育てていきたいな。
と思っています。
来週の活動は秘密基地づくり!!
お楽しみに☆
小学生担当 石川れいな
































