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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】おだしの授業【年少・年中・年長】

明けましておめでとうございます。昨年は、子ども達と一緒に沢山の物を工作や調理をして、創る事の喜びを経験することができました。Cクラスの活動に、いつも温かく応援して下さいまして、保護者の皆様には心から感謝しています。ご存じの方も多いと思いますが、このCクラスの活動は3月末をもって終了します。4月からは新しく「ぼうけん教室」がはじまります。子ども達や保護者様から、「Cクラスって無くなっちゃうの?」と惜しむ声を沢山いただき、皆様がこの教室を、とても大切に思って下さっていたことを感じています。確かに、この教室はいったん終了になりますが、私たちが大切にしている、「てづくり」「創意工夫」「自然を感じるあそび」「調理を通して、本物を知る」「心の解放、自分を肯定する気持ちを育てる」・・・・・・これらは全て、センターの教室から生まれました。教室の名前が変わっても、Cクラスで学んだことは必ず繰り返して体験することができます。

だから、心配しなくて良いですよ(笑)。

この教室としては、あと数ヶ月になります。残りの授業、思いっきり楽しんでいきたいと思います。どうぞ、今年も宜しくおねがいします。

「みんな、おせち料理って食べた?」

「栗きんとん」「黒い豆食べた!」

「でっかいザリガニ。ちがう、でっかいエビ食べた!(きっとロブスターですね)」

「たつくり食べた」

数人の子が報告をしてくれました。ちなみに写真は、かあ先生とこの、今年のおせち料理です。栗きんとんや黒豆など、伝統的なおせちの具は殆どなくて、家にある食材でお煮染めを創ったぐらいです。でも、重箱や漆の椀に盛るだけで、お正月の雰囲気を味わう事ができました。

おせち料理の味は、小さい子にはなじみの無い味だと思います。でも、報告をもらえる程、その時期にしか味わえないものを経験できた様ですね。

おせち料理の流れから、「お雑煮って食べた?」と聞くと、子ども達全員がわからない顔をしていました。「おつゆに、お野菜とかお餅をいれて」と説明をすると、「お餅」のところから「あっ!」と言う顔に。「あまーい、あんこが入ったスープに、まるいお餅が入ってたよ!」と教えてくれた子も。郷土の味ですね。かあ先生も、たべてみたいなあ、あんこのお雑煮。中には、「きゅうりみたいな棒で、おばあちゃんが箱の上でごしごしして、スープ作ってくれた」と、素敵なお話をしてくれた子も。きゅうりみたいな棒とは、鰹節。削り機の上で、鰹を削る。ほとんどの家庭で見られなくなった風景ですね。素敵なものを見させてもらって、本当に良かったですね。

そして今日は、子ども達みんなで、お雑煮を作りました。

今回の材料は以下の通り。

鰹の削り節・・・大きい袋にいっぱい

白出汁・・・碧南市の七福さんの、美味しい白出汁

鳥もも肉ミンチ 400グラム

オレンジ白菜・・・大きいのをひとたま。

 

今回は、「出汁を味わう、出汁を知る」事を目的にしていたので、あえてお餅をいれませんでした。代わりに、この日の主役は、オレンジ白菜。この時期しか出回らない、白菜です。甘みがあり、白菜の芯には旨みがあります。野菜の出汁が出ます。

年少さん達は、白菜のやわらかいところを手でちぎります。

年中さんと、年長さんは堅い芯の部分を包丁で切ります。

とにかく大きい白菜。

「口にするものだから、美味しいと感じるにはどんなちぎり方が良い?どんな切り方が良い?考えてごらん」

そう問いかけられて考えがまとまると、どの子も手を動かします。みんな、優しい表情です。

 

 

今回、年中さんと年長さんは2人から3人のグループを作って調理をしました。調理道具は1チームに1セット。すると、チームの中で話し合いがはじまります。包丁を使って切る順番、切っていない時は何をしたらいいのか等。散らかった野菜くずを拾い集める順番を決めているチームもありました。チームワークの高さが試されましたが、どのチームも楽しく調理をすることができましたよ。

 

そして鍋の中は、ほぼ白菜。オレンジ白菜は火を通すと、きれいなオレンジ色になります。

 

元々、野菜が苦手。あたらしいことが苦手な子もいます。

「野菜、苦手だったらスープだけでも飲んでみてね」とすすめると、ホッとした表情に。

こどもだから、野菜はどうかな・・・・と、ちょっと弱腰になってしまった、かあ先生。最初は、ちょびっとだけ白菜とスープを入れ、いざ試食。

すると・・・・・・。

「うまい!」「えっ?えっ?美味しいんだけど」「おかわりある?」と、子ども達から良い反応がいっぱい。「白菜、やわらかいとこ美味しい~」「俺たちが切った、芯もうまいよな」「鰹の匂いすごーい」

あっという間に殆どの子が試食を完食。そこからは、「おかわりー!」がいっぱい。気づけば、鍋底が見えるほど、子ども達は一気に白菜の雑煮を食べていました。(雑煮といっても、ほぼ白菜ですが)

白菜からも、美味しいおだしがとれる。そして美味しく食べる事もできる。

出汁の香りがいっぱいに満ちたお部屋の中で、子ども達はとても堪能することができましたよ。

 

 

GENKI塾Cクラス 坂本カオリ

 

 

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