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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】冬の旬の味を味わおう・大根料理【年少・年中・年長】

今週のCクラスの主な活動は、冬の旬の味を楽しむこと。「お家でどんな大根のお料理を食べた事があるかな」と聞いてみると、「おでん」「おみそしる」「おなべ」など、すぐに色々な答えが返ってきました。そして、「大根の収穫、やった事がある?」との質問には自信をもって、大根堀りを実演してくれた子が数人。先週のぼうけん教室で大根の収穫を体験した子もいたので、大根を身近に感じた子が多い様です。

そして3つめの質問。「なんで、大根って、こんなに冷たいのかしら?」

さあ、ブログを読んで下さっている保護者様。どうしてでしょうね。

諸説は色々あると思いますが、調理をしてみたら、その答えがわかるかもしれない。

 

と、言うことで早速大根の皮をピーラーで剥きました。剥いた皮をさわってみると、「つめたーい!」「じゅわーっとしている」と、子ども達の感想。この「じゅわー」は、水分が潤っていることを表現しています。

「昔の人はね、高いお熱が出た時にね、大根の皮や葉っぱをおでこの上にのせて、熱を冷ましていたらしいよ」

これも諸説の一つでありますが、実際に体験された方から話しをうかがっております。冷えピタも無く、風邪薬を簡単に手に入らなかった時代、大根の皮や葉っぱはたいそう、役に立ったそうです。

そして、適度な薄さに大根を切る。この、薄さを出すには包丁を旨く使えないと、切ることができません。Cクラスの子ども達の包丁の使い方が、凄く上達してきたのを感じます。うすく、うすく切ることができました。

切った大根に塩を振ります。この、塩の振り方も凄く上手になりました。いきなり沢山の量をかけるのではなく、三本指で少しつまんでは、目線と同じぐらいの高さから振り下ろす。「塩を振ってね」と声をかけると、子ども達の顔つきが一気に「よし!やるぞ!」と気合いが入ります。いっぱしの料理人の様です。

そしてできあがったのが、大根の刺身。

細かい削り節も、子ども達が振りました。夏に行った「おだしの授業」で得た、だしの旨みを良く覚ていて、かけすぎる事無く、きれいに仕上げてくれました。

お刺身の塩が旨く馴染むのを待って、凧の工作もしました。こちらは、21日の活動で使う予定です、凧揚げ、楽しみですね。

そしてこの日は、もう一つ大根料理を用意しました。こちらは私が先日から出汁で炊いてしこんでおいた、大根のおでん。出汁は、七福酒造さんの美味しい白醤油(白だし)とオレンジ色をした白菜。この時期の、オレンジ色の白菜は特に甘みと旨みがつまっています。ゆっくり時間をかけて炊いた、おでん。子ども達の中には「かあ先生、僕食べないからね!」と、苦手な食べ物だと宣言している子も数人。まあまあ、大根は食べなくてもいいから、おだしだけでも飲んでごらんよと皆に提供しました。

 

そして、実食。

大根のお刺身は、パリパリッと気持ちの良い音を立てて、旨みのある汁気が口の中にひろがります。かつおぶしと、塩。そして大根そのものの、旨み。子ども達の「えっ?」「あれ?・・・美味しい」の表情が凄く可愛らしかったですね。そして、大根のおでん。おでんのおだしと香りに、まずは感心する子ども達。本当に、おだしの旨みがわかる子達になったなあと感激です。そして、大根を口に含むと、「あれ・・・溶けた」「おいしーーーい!」と大反響。こまでの調理実習で、野菜物がでると一切口にしなかった子も、今回はとうとう「美味しい」と感じてもらえました。

冬の味覚の大根。

残った大根は、すべてお刺身にして、みんなで食べちゃいましたよ。

 

GENKI塾Cクラス 坂本カオリ

 

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