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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】秋の自然工作【年少・年中・年長】
こんにちは、日に日に秋の深まりを感じます。11月に入ってからのCクラスは、活動の始めに「旬の味を知る」取り組みを行っています。「今日、みかんを食べたよ」「リンゴを食べたよ」等、報告を受けられた保護者様もいらっしゃると思います。
2日は、みかん。9日はりんごを食べました。
ただ、果物を食べるだけではなく、まずは果物をじっくりと観察。そして香りを嗅いだり、皮を剥いてみたり、種を調べた後に試食します。
「みかんってさ、皮が黄色いのもあるし、緑色もあるね」
「みかんは、オレンジ色だけじゃないんだね」
「皮が緑色でも、甘いねえ。美味しいよ」
「リンゴも色んな色があるね」
「黄色いリンゴ、すごく甘かった!赤い色のリンゴとは味が違うの?」
子ども達の素朴な感想。とても素敵な事に気づいたと思います。リンゴは赤い。みかんはオレンジ。バナナは黄色。私たちは、つい、そんな固定観念を子ども達に伝えてしまいがちです。リンゴは赤い色をした果物と認識している子ども達が、他の色もある事に気づく。赤い色をしていなくても、おいしさは変わらない。「カラフルだね-」と、言う子もいましたが、まさにその通りです。そんな気づきができる時間、大切にしたいなと思います。
果物を味わった後、2日は天白公園へ。9日はセンターの園庭に行きました。久しぶりの野外活動です。2日は生憎、悪天候でしたが、子ども達は生き生きとした表情で森の中を散策しました。
暗い諸の中で見つけた落ち葉の色。思わずため息をついてしまう程、きれいな色でした。そして、みんなで色々な形のドングリを拾い集めました。集めたドングリは翌週(9日)に、独楽作りに使いました。キリでドングリに穴を開け、そこに楊枝をさします。
数日続いた寒気を忘れてしまいそうな、ポカポカの陽気。子ども達は汗をかきながら、独楽作りに集中していました。
自分達で拾い集めた自然の素材を使って、簡単な玩具をつくる。とても楽しむ事ができました。
季節の移ろいを、調理や工作を通して感じる活動を、これからも続けたいと思います。
GENKI塾Cクラス 坂本カオリ