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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】おだしの授業・第二回目【年少・年中・年長】

先週に続いて、今回も「おだしの授業」。

「この前は、魚だったよね」「鰹節だよ」「おうどんおいしかったね」など、前回の事をみんなが覚えていてくれました。今回のおだしは、「鳥と野菜のスープ」。大きな鶏ガラをまるごと一羽、骨付きの肉を2キロ。寸胴鍋に入れて水から煮ます。いわゆる鳥の水炊きです。魚介のだしも美味しいですが、動物性のだしも独特のコクとうまみが出て美味しいですよね。子ども達に、そのうまみを知ってもらいたいと思い、今回は鳥を使ったわけです。

子ども達には、野菜の出汁として玉葱を切ってもらいました。学年毎に玉葱を切ったのですが、子ども達の調理作業の効率が凄く上がっている事に気づきました。例えば、一人の子が玉葱を切っています。切り終えた玉葱をボウルにうつすと、他の子がさりげなく空いた調理器具を片付けます。使い終えたまな板を、台所へ運ぶ子。そのまな板を洗う子。きれいになったまな板をキッチンペーパーで拭き取って、もう一度調理場へ運んでくれる子。落ちた野菜くずをひろってゴミ箱に捨てる子。鍋の中に、玉葱を入れる子。

 

「玉葱を切ってね」

伝えたのはそれだけです。でも、そこから繋がる行動を、自分達で考えてつなげていく。中には、時計を必ず確認する子もいました。

 

「11時半には、いただきますがしたいなあ」と皆に伝えたことを、きちんと気にとめてくれて、「あと何分かな」「みんな、あと10分で切っちゃって!」と声をかけてくれました。他にも、玉葱の汁が目にしみて涙が出てたまらない子を見つけると、濡れたタオルで顔を拭いてくれる子。Cクラスの子ども達が、1つのチームとなって調理を進めている。本当にすごいなあと感心しました。

そしてできあがった、鳥と野菜のスープ。塩と豆乳を少しずつ足して、最後に先週もつかった鰹節を足しました。鰹節をいれることで、豆乳の豆の強さが和らぐのです。

スープをコップに入れる時も、スープを注ぐ子、空いているコップを集める子、あといくつコップが必要なのか数える子など、自分達で考えて行動していました。本当にすばらしい。

 

 

みんなで作ったスープ。子ども達には確かなプライドが生まれた様です。できあがったスープを試食する時の顔つきが前回とかなり変わりました。食べる事の興味や好奇心だけでなく、味を確かめる気持ちがわいてきたようです。こちらが何をいわなくても、まずはスープの香りをかぎ、少しずつ舌に乗せて味わう。そして、満足する。

みんなで一緒に物を作ること。子ども達の心をとても大きく伸ばしてくれるのだなあと、深く実感しました。

よかったら、ご家庭でも、お子さんと一緒に調理をしてみると良いですよ。

ちなみに、今回のスープのレシピ。(家族6人分)

材料・・・鶏ガラ(できるだけ大きなガラを一羽分。業務スーパーなので安く買えます)

骨付きの鳥肉・・・1キロ(しっかり煮込んで食べましょう。骨から美味しいだしがとれます)

塩・・・大さじ1っぱい

水・・・2リットル

玉葱・・・大玉3個をできるだけ細かく。

水から鳥を炊いて、その後に玉葱をいれて、最後に塩。これだけで、すごく美味しいチキンスープになります。好みでニンニク、セロリを加えると、さらに美味しくなりますよ。

 

 

Cクラス担当 坂本カオリ

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