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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】お道具箱を使ってみよう
こんにちは、かあ先生です。5月の連休が終わって、最初の土曜日。
子ども達の表情は様々です。
きっと、朝からCクラスに通うのを楽しみにしてくれたのだな。と、わかる子もいれば、
涙をぐっと堪えてお部屋に入ってくる子。「おはよう」と声をかけられると、凄く恥ずかしそうな顔をする子。4月から新しい環境になって、慣れてきた部分もあれば、今になって疲れが出てきた部分もあります。
まずは、良く来たね。と、温かく迎えてあげる様、心がけました。
我慢をしないで、自分の気持ちを正直に出してくれる。それだけで、十分頑張っているなあと思います。
まずは絵本を読んだり、しんや先生と動物のまねっこ遊びをしながら、
少しづつ皆の気持ちが落ち着いてきたのを見計らって、今日の本題に入りました。
今日の活動は「お道具箱を使ってみよう」。
Cクラスでは、一人ずつお道具箱があります。
箱の中には、ハサミと糊、16色のクレヨンが入っています。
4月から新しく入ってきた子が、道具箱の使い方を知ってもらう事と、
進級した子達は改めて道具の内容を確認してもらうのが、今回の活動のねらいです。
「お道具の箱の中に、ハサミはあるかな”あるよー”って教えてね」
先生の言葉がけに、サッと教えてくれる子ども達。
中には、「えっ?ハサミ無いよ」「クレヨンの紫色がないよ」等、足りないことに気づく子も。
この、自分の道具を確認する。これが、とても子ども達の気持ちを高めてくれた様です。
それまで不安気な表情をしていた子も、ぐいぐい「やる気」を見せてくれます。
皆で道具の確認を終えると、ハサミを使ってみる事にしました。
「ハサミで好きな様に切ってごらん」
そう言葉がけをすると、一瞬にして教室の雰囲気が、良い意味で緊張感に包まれました。
どの子も、すごい集中力。
紙に描かれた線をなぞって切るのですが、予想以上に、自分でハサミを使うことができていました。
特に年中さん。少し前まで「まだ幼いなあ。それが可愛いのだけど」と見守ってきた子達。
年中さんに進級した意識を、どの子も持っています。
ハサミを使う技術が成長したのはもちろん、初めてはさみを使う年少さんに、
そっと優しく声掛けをする姿も。お兄ちゃん、お姉ちゃんになってきたなあと、実感しました。
年長さんに進級した子達は、年中さんの成長を同じ様に感じていましたね。
「あの子、上手になったね」「はさみを使う時、走り回らなくなったね」など、
私と同じ様な視点で見ている事に感心しました。
年少さんから年長さんまで、Cクラスは皆で遊び、皆で学ぶ教室です。
新年度が始まって2ヶ月目ですが、良い雰囲気になってきたなあと思います。
これからも、お道具箱を使って色々な工作を楽しみたいと思います。
GENKI塾Cクラス 坂本カオリ