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やどうぼうし【やどうぼうし】小さな火を大切に

こんにちは!スタンツの「かあ先生」こと、坂本です。今日(4月12日)から「やどうぼうし」の教室がはじまりました。

「やどうぼうし」は、毎週金曜日の3時半から開催する野外教室です。「やどうぼうし」の魅力は、野外料理や合宿、キャンプの体験ができること。ちなみに私も、昨年の秋から「ぼっちキャンプ(ソロキャンプ)」を趣味のひとつに加えまして、やどうぼうしの活動が凄く気になっています。私自身は、この教室のスタッフではないのですが、「やどうぼうし」のファンの一人として、教室の様子をお伝えしたいと思います。気まぐれな更新になりますが、宜しくおつきあい下さい。

 

 

 

 

今回の主な活動は、「火起こし」。スタンツの活動でも、火起こしや野外料理を精力的に行っております。やどうぼうしでは更に技術の向上を目指します。ちなみに、子ども達が使っているギア(キャンプ道具)は、全て自分で揃えています。麻紐を自分の手でほぐし(ほぐすのが、なかなか難しい)、割り箸を裂いて、らせん状に組みます。そして、メタルマッチを使って着火させます。安全に着火する為に、自分の体をどう使ったら良いのか。これは、もちろん指導しますが、最終的には自分でコツをつかまないとできません。自分の体のことは、自分が一番良く知っていますからね。その日の天候、自分の体調や体力でも変わります。経験を何度も積むことによって、感覚が養われるのです。

そして、第一回目の火起こし。年長クラスの子達は何度も試行錯誤しながら、確実に自分の力で着火をすることができました。

 

火がついただけでは、すぐに鎮火してしまうので、急いで薪を組みます。このタイミング、薪の量、火加減。これも、自分で考えて行動します。消えてしまうと、はじめからもういちど。成功と挫折の体験。とても大切ですね。年長児の子達は、この「成功と挫折」を沢山経験しているので、火起こしに対しては皆厳しいです。だから、絶対に火遊びはしないですね。

 

そしてこの日は、年中さんの子も一人で着火に成功しました。昨年度までは、先生の付き添いの元で火起こしを体験していましたが、この日は一人で黙々と着火作業を行っていました。じっくりと1年、経験したことの積み重ねが、この日にしっかりと成果をあげれたこと。着火した瞬間、「あっ」と、驚く声が聞こえた後、静かに火が落ち着くのを見守っていました。一人一人の成長を見る事ができて、とても感動しましたね。

 

 

そしてこちらは、年少さんと年中さんがグループになって、最初のミーティングを行っているところです。ゆったりと椅子に座り、先生からの諸注意を聞いています。火起こしをしている時は、火の前を通らないこと。薪を追加したくて資材置き場へ行くときは、火から離れて取りに行くこと。普段は、自由に砂遊びを楽しむ園庭。でも、火を扱う時は注意が必要なことを、先生が丁寧に指導していました。子ども達は、とっても真剣な表情で聞いていましたよ。この最初のミーティングを経て、はじめて教室に参加してくれた子達が今後どのように成長していくのか、とても楽しみにしています。

てな感じで(笑)、今回の報告はこれまで。やどうぼうしさんの魅力を、今後もお伝えしたいと思います。

 

坂本カオリ

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