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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾Cクラス】自然の素材を使って工作を楽しむ。

先月の後半は相生山へ出かけました。残暑が長く続いていましたが、この時期から気温の寒暖差が大きくなってきましたね。山へ行くと、紅葉が少し始まっていて、子ども達は秋の深まりを感じている様子でした。今年度のCクラスは、機会があれば、できるだけ野外へ出かけるようにしています。山や野原で感じたものは、きっと子ども達の創造力を豊かに養ってくれると思います。そして11月に入り、4日は天白公園へ。この日は、公園の森の中に入って、工作用の資材を集めました。

公園に行く前に、しんや先生が木の枝をノコギリで切り落とすところを、子ども達に披露していました。ホームセンターで見かけるような角材ではなく、子ども達が普段、目にしている木の枝です。スパンと、枝を切り落とした後、しんや先生はネジを木片にねじ込み、ネジ穴に糸を通します。そしてその糸を結ぶと『木のネックレス』ができあがります。その様子を、子ども達はまるで魔法を見ているかの様に静かに興奮していました。「じゃあ、皆もノコギリを使って、作ってみたいよね。それなら、まずは木の枝を探しにいこうか」。森の中に入った子ども達の表情は、とてもいきいきとしていました。どんな枝が良いのかな。細いのが良いのかな、太いのが良いのかな。

一人一本、気に入った枝を見つけた後は、天白公園の山を散策。深まってきた秋の自然を感じながら、散策を楽しむ事ができました。

そして翌週(11月11日)。のこぎりや軍手、ネジなど工具がずらりと並べられた教室。しんや先生がノコギリで枝を切り落とすのを見守る子ども達。感心する程、子ども達は真剣に見ていました。軍手のはめかた、のこぎりを使用する時の体の使い方。注意が散漫していると、うっかり怪我をしてしまいます。先生が全身から放つ緊張感が子ども達に、ちゃんと伝わっています。説明を聞いた後は、学年に別れて作業を開始しました。のこぎりを一人ずつ持たせて一斉に作業をするのではなく、二人一組で行います。一人が作業をし、一人が作業の補助をするのです。

のこぎりを使用する前に、まずは軍手を装着。「あれ・・・・・・?指が入らないよ」と戸惑う子がいっぱい。ゆっくりと、時間をかけて練習しました。

そしていよいよ、作業を開始。

子ども達の緊張感。のこぎりを動かす音しか聞こえません。

ちなみに、年長さんと年中さんが行っている様子を、年少さんは見学しました。年長さんや年中さんは昨年までに1度は経験しています。未経験の年少さんたちには、「まず、見せる」「見て、何かを感じさせる」事を大切にしています。自分より、少し年の離れたお友達が、大人のような顔をして真剣に取り組んでいる様子を見る。それだけで、十分勉強になるのです。この後、年少さんの子ども達は、しんや先生が一人一人指導をしていましたが、どの子も楽しんで工作をすることができました。ちなみに、見られている年中さん、年長さん。見られているからこそ、気持ちをひきしめて取り組む事ができました。

枝を切り落とした後は、ネジを木片にねじ込みます。これも、なかなか難しかったです。しかし、どの子もねを上げることなく、最後まで集中していました。そしてついに完成した、木の首飾り。凄く嬉しそうな表情!

山へ(天白公園)行って、自分で資材を集めて、自分でのこぎりを使って工作をする。活動のつながりが、より子ども達の意識を高めることができました。次回は紅葉を愛でに、また外へお出かけしたいと思います。月末の土曜日には、もみじの天ぷらを子ども達に食べてもらおうかなと思います。晩秋の自然を沢山感じさせてあげたいですね。

最後の1枚。

 

自由工作を楽しむ時間の時、年少さんの女の子が端材を使って、絵を描きました。野の花が描かれている、愛らしい作品です。その子は描き終えると、教室の壁に自分で絵を飾りました。それを見ていた子たちが、同じ様に自分の作品を壁に飾りました。そして、みんなの作品を見て楽しそうにお話をしていました。

すごく自然な雰囲気で、アートを楽しんでいる。

何気ない活動のひとこまですが、Cクラスの魅力をとても感じました。

 

坂本カオリ

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