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わくわくGENKI塾 Cクラス【GENKI塾C】ハサミ・糊・クレヨン。画材道具を使うのって、楽しいなあ。
今年度からCクラスは、子ども達それぞれに、お道具箱を用意しました。道具箱の中は、糊とハサミと16色のクレヨンが入っています。教室の奥にある棚から道具箱を取り出す時、子ども達の表情は期待でいっぱい。自分の道具がある。「自分だけの物」って、凄く大切な物になりますね。道具箱には、ひらがなで名前が書いてあるのですが、まだ字が読めない子も読める子も真剣に自分の道具箱を探します。「僕の・・・どれ?」「名前は?探してあげるから教えて!」そんな、優しい場面も沢山見られます。中には「(お道具箱が)重たいから、一緒に持ってあげるね」と声をかけてくれる子も。異年齢の子ども達が一緒に活動を行うCクラス。回を重ねるごとに、みんなで楽しもう、みんなで作ろうという気持ちが高まってきました。とても良いですね。
そして今週は、ハサミを使って制作することを楽しみました。まずは、手本を見せながらハサミの使い方を確認。切る時は、切りたい物(紙など)をしっかり持って、切りたい方向にハサミを動かすこと。時には切りたい物を動かすことで色々な角度で切る事ができることを伝えました。20人以上の子ども達がいるのに、紙が切れる音が聞こえる程、子ども達は集中して聞いていました。
そして、お話を聞いた後はハサミを使ってみます。
まっすぐな線。なみなみの線など、線が引かれた所をまずは切ってみます。慎重にハサミを動かす子、体を揺らしてリズムをとりながら切る子、「楽しい!これ楽しい!」と興奮した様子の子。引かれた線は学年毎に難易度が増します。
年長さんには、くるくると曲線が連なった線。大人でも切るのは難しい線です。「ふう」と、何度も息を吐きながら慎重に切り抜く子ども達。
しばらくすると、「できた!」「切れた!」とあちこちで歓声があがります。切った後はどうするのか。ここから、子ども達の創造力は更に広がります。クレヨンを使って、切れた紙に色を塗ります。自由に、思ったとおりに、のびのびと作業を進めていく子ども達。
想像を超える、素敵な作品が次々と完成しました。そして、完成した作品を見せてくれる時の、誇らしげな顔。
道具を使って、自由に創造する。道具を自分で使えるようになる事は、とても自信がつきますね。
今後は金槌やノコギリ等、木工工作に使用する道具も使います。子ども達の、「やってみたい」「作りたい」気持ちを更に伸ばしてあげたいと思います。
GENKI塾Cクラス 坂本カオリ