今週は強い寒波の影響で気温がとても低く、雪も降りましたね。

残念ながら、豆まき授業参観は中止とさせていただきました。

楽しみにしていた皆様、誠に申し訳ございません。

 

室内にて豆まきを子ども達と行いましたが、子ども達にとってとても貴重な体験となりました！

こちらのブログにて様子をお伝えしていますので、是非！ご覧ください！！

 

【1月25日（水）相生山】

「ゆきがふったね〜♪」と興奮して登園してきた子ども達。

寒さなんてへっちゃら！雪が残るお山に行ってみよう！

 

期待通り！日が当たらないところには雪が残っていました。

雪を触ってみたり、小さな雪玉を作って先生と雪合戦♪

雪遊びを堪能したね！

森の中にも雪。

探検したことある道だけど、いつもよりもドキドキ・ワクワク☆

相生山といえば沢山のガケ登りができるポイントがあります。

まだ行ったことのないガケを登りに行こう！！

 

急な長ーい下り斜面をいとも簡単にお尻を滑らせて降り、

今まで挑戦してきたガケ登りで1番長いガケに挑戦です！！

地面は濡れていて少し滑り、寒さで手がかじかみます。

それでも力強く登る黄色帽子さん！時には「〇〇くんがんばれー！」とおともだちを応援し、

「すべるのなんてだいじょうぶ！」と自分を鼓舞して登る姿はやっぱりかっこいいね☆

今日もみんなガケ登り大成功です！！

ガケ登りをしていると、地面に「霜柱」を見つけました♪

とても寒い日にしか見られない自然現象。

厳しい寒さでも元気に楽しむ黄色帽子さん。

この調子なら行けるかな？お山の奥地にある名所「地球の割れ目」に行ってみようか！

 

「地球の割れ目」とは細くて長ーい自然にできたトンネルのこと。

上から見るとまるで割れ目のようになっています。

「〇〇ちゃんどこー？」「うしろだよ〜！」

「あるこーあるこー！わたしはーげんきー！…」

進むのが楽しくなる不思議なトンネルだったね♪

 

 

【1月27日（金）スタンツ教室】

待ちに待った豆まきの日♪

今日までに「おにのぱんつ」のおうたを歌ったり、鬼のお面を作ったりと、豆まきへのモチベーションは最高潮！！

元気いっぱい！期待感を持ってバスから降りてきた黄色帽子さんでした。

 

「まめまきってなんでするの〜？」「おにさんなんででてくるのー？」

まずは豆まきについて先生に教えてもらったね♪

「実はみんなの体の中やお家の中には見えない鬼がいるんだよ」

「その鬼がいるとみんなやお家の人に嫌なことがおきちゃうんだ」

「だから、鬼は外と言ってお豆を投げれば、鬼が出ていくんだよ」

「そして、福は内と言ってお豆を投げれば、みんなやお家の人にいいことをしてくれる神様が、体やお家の中に入ってきてくれるんだ」

いつになく真剣に聞いてくれる黄色帽子さん（笑）

では、まずはみんなが作ってくれた鬼のお面を被ってみよう！！

みんなでお披露目会♪

鬼になりきって「がおーー！」と大きな声で驚かせてくれたり、

おともだちの鬼の姿を見て「あなただれー？」「〇〇だよーー！」と、鬼当てクイズなるものも始まっていました（笑）

みんなかわいい鬼に変身できたね！

鬼に変身して、更に気持ちが高まってきた様子♪

いよいよ！豆まきをしてみよう！！

 

お豆を持ったら力強く…

「おにはーそと！」「ふくはーうち！」

「おにはーそと！」「ふくはーうち！」

みんなの体の中にいる鬼さんいなくなったかな？幸せが体に入ってきたかな？

願いを込めて豆まきができました♪

続いては先生が鬼に変身！？

先生鬼を追い払おう！！

先ほど以上に元気に強くー「おにはーそと！おにはーそと！」

黄色帽子さんのパワーに先生鬼もあっという間に降参です。

上手に豆まきができたから、最後に縁起の良いお豆を食べよう！と思ったら…

ともや先生が「みんなでたべるお豆忘れちゃったー」「すぐ取ってくるから待っててね〜」と、突然どこかに行ってしまいました。

先生がいなくなったことで、これから起こることをまるで予知したかの様に不安な顔になる黄色帽子さん。

「ともや先生が戻ってきたら、鬼は外って投げちゃおうか♪」と、あやこ先生の声かけに少しずつ笑顔が戻ってきたその時！？

 

「おに？…」「おにだーー！」

突如現れたのは真っ赤な顔の鬼。本物の鬼が来た！とわかった瞬間、子ども達が先生にしがみつきます。

先生の「豆を投げるよ！」という声を聞いても、怖くて体が動きません。

先生が「鬼は外！」と投げた豆が鬼に当たると、鬼が少し倒れだしました。

これを見て数人の子が豆を投げ始めました！

「見て！鬼が倒れたよ！豆を投げたからだよ！あっ、また鬼が起き上がった！みんなも一緒に豆を投げて！」

先生も子ども達を守ろうと必死です。子ども達も勇気を奮い起こして豆を投げます。何度か豆を投げた後、とうとう鬼は完全に倒れてしまいました。

この後鬼は、子ども達に深々と頭を下げました。

「ごめんね、してる？」

あんなに暴れていた者とは思えないほど、明らかに反省のポーズを取る鬼。子ども達の涙は止まり、鬼の様子を見守ります。

「みんなちょっとここで待っていてね。あやこ先生が鬼さんに聞いてくるから」と、鬼に近づくと、小さな声でこんなふうに囁かれました。

「悪い子どもがいると思って脅かしに行った。でも、みんなとっても良い子どもだった。鬼、悪いことをした。だから謝りたい」

子ども達に伝えると、ふうと、安堵した声が。

「ごめんねって鬼さん言ってるけど、みんなどうする？許してあげる……？」

「うん！いいよ！」なんとも優しいみんな♪仲直りの握手です。

怖くていっぱい泣けちゃったけれど、みんなで頑張って豆を投げた。まだまだ鬼は怖いけれど、自分から握手を求める子ども達。

握手をして仲直りをした後、鬼は子ども達に大事な事を伝えました。

「みんな、とても良い子だ。まる！これからも、ママやパパや先生のお話をちゃんと聞くんだよ」

神妙な表情で鬼の話を聞いています。

「はいっ！」と大きな声で子ども達が答えると、鬼は満足そうな足取りで教室から出ていきました。

その後、何も知らない振りをして帰ってきたともや先生を見ると…

「こわかったよーー！」と緊張の糸が切れて号泣の子。「おにさんとなかよしになったよ♪」「おにとおやくそくした！」と誇らしげにどんなことがあったか教えてくれる子も。

本当によく頑張ったね♪また一回り心が大きくなる貴重な体験ができました。

 

黄色帽子担任　大前ともや（ともや先生）