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コンテンツトップ表示【2歳児クラス】鬼登場!?豆まきの様子♪【オレンジ帽子_OBクラス】
オレンジ帽子さんの待ちに待った豆まきの日♪
今日までに「おにのぱんつ」のおうたを歌ったり、鬼のお面を作ったりと、豆まきへのモチベーションは最高潮!!
元気いっぱいにバスから降りてきた子ども達でした。
天白公園にお出かけする前に、子ども達にこれから行う豆まきの活動を簡単に説明しました。
1.なんで豆まきをするんだろう?→天白公園で教えてあげるね♪
2.みんなが作った鬼のお面をかぶって、鬼に変身してみよう!
3.みんなで豆まきをしてみよう☆「おにはそと!」「ふくはうち!」
それでは、天白公園にレッツゴー!!
豆まきを行う広場までは、先生が鬼に変身!?
葉っぱを豆と見立てて「おにはそとーー!」と予行練習♪
「せんせーをやっけてやる!」と逞しいですね!!
広場に到着。
まずは集まって豆まきの謂れを先生に聞いたよ!
「実はみんなの体の中やお家の中には見えない鬼がいるんだよ」
「その鬼がいるとみんなやお家の人に嫌なことがおきちゃうんだ」
「だから、鬼は外と言ってお豆を投げれば、鬼が出ていくんだよ」
「そして、福は内と言ってお豆を投げれば、みんなやお家の人にいいことをしてくれる神様が、体やお家の中に入ってきてくれるんだ」
鬼になりきって「がおーー!」と大きな声で驚かせてくれたり、
おともだちの鬼の姿を見て「あなただれー?」「〇〇だよーー!」と、鬼当てクイズなるものも始まっていました(笑)
鬼に変身して、更に気持ちが高まってきた様子♪
いよいよ!豆まきをしてみよう!!
お豆を両手たっぷりに持って準備万端!という時に、ともや先生が「みんなでたべるお豆忘れちゃったー」「すぐ取ってくるから待っててね〜」と、突然どこかに行ってしまいました。
先生がいなくなったことで、これから起こることをまるで予知したかの様に不安な顔になるオレンジさん。
「ともや先生が戻ってきたら、鬼は外って投げちゃおうか♪」と、先生の声かけに少しずつ笑顔が戻ってきたその時!?
「おに?…」「おにだーー!」
突如現れたのは真っ赤な顔の鬼。本物の鬼が来た!とわかった瞬間、子ども達が先生にしがみつきます。
先生の「豆を投げるよ!」という声を聞いても、怖くて体が動きません。
先生が「鬼は外!」と投げた豆が鬼に当たると、鬼が少し倒れだしました。
これを見て数人の子が豆を投げ始めました!
「見て!鬼が倒れたよ!豆を投げたからだよ!あっ、また鬼が起き上がった!みんなも一緒に豆を投げて!」
先生も子ども達を守ろうと必死です。子ども達も勇気を奮い起こして豆を投げます。何度か豆を投げた後、とうとう鬼は完全に倒れてしまいました。
この後鬼は、子ども達に深々と頭を下げました。
「ごめんね、してる?」
あんなに暴れていた者とは思えないほど、明らかに反省のポーズを取る鬼。子ども達の涙は止まり、鬼の様子を見守ります。
「みんなちょっとここで待っていてね。先生が鬼さんに聞いてくるから」と、鬼に近づくと、小さな声でこんなふうに囁かれました。
「悪い子どもがいると思って脅かしに行った。でも、みんな良い子どもだった。鬼、悪いことをした。だから謝りたい」
子ども達に伝えると、ふうと、安堵した声が。
「ごめんねって鬼さん言ってるけど、みんなどうする?許してあげる……?」
怖くていっぱい泣けちゃったけれど、みんなで頑張って豆を投げた。まだまだ鬼は怖いけれど、自分から握手を求める子ども達。
握手をして仲直りをした後、鬼は子ども達に大事な事を伝えました。
「みんな、とても良い子だ。まる!これからも、ママやパパや先生のお話をちゃんと聞くんだよ」
神妙な表情で鬼の話を聞いています。
「はいっ!」と大きな声で子ども達が答えると、鬼は満足そうな足取りで森の奥へ消えていきました。
その後、何も知らない振りをして帰ってきたともや先生を見ると…
「こわかったよーー!」と緊張の糸が切れて号泣の子。「おにさんとなかよしになったよ♪」「おにとおやくそくした!」と誇らしげにどんなことがあったか教えてくれる子も。
本当によく頑張ったね♪また一回り心が大きくなる貴重な体験ができました!!
オレンジ帽子担任 大前ともや(ともや先生)
酒向れいな(れいな先生)