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コンテンツトップ表示【1歳児クラス】森の中はでっかい遊び場だ!【桃帽子_MAクラス】

 小春日和が続いた先週から一転して、今週は一気に冬の気配を感じました。朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。

先週に続いて、今週も相生山へ行きました。続けて同じ場所へ遊びに行くことで、子ども達の中で色々な成長が見られてきました。どの子にも感じるのですが、「今日はお山へ遊びに行くよ」と声をかけると、その場所を思い出す表情をします。何となく「あそこで、葉っぱを拾ったな」とか、「お尻つけて、ずりずり滑ったところかな」等、過去に経験した事を記憶している様です。そしてお山に到着すると、前に遊んだことをもう一度繰り返して遊び始めます。

その遊びの中で、前に遊んだ時に興味を持った事を、今度は自分から経験してみる姿が見られます。

お写真に写っている、赤い木の実を触っている男の子。

お山へ着くまでの道中に見つけた南天の赤い実がとても気になっていました。背を伸ばせば手に取る事ができたのですが、先週見つけた時は、じっと眺めるのみでした。そして今週、同じ場所を通った時、男の子は自分から手を伸ばしてその実を取りました。男の子が取った様子を数人の子が見ていて、男の子のそばに集まりました。そして一緒に、南天の実を観察しました。

この一連の行動。全て思ったこと、感じたことを自分から行動しています。何気ない様子ですが、とても心の成長を感じますね。

南天の実の他にも、お山にはこんなに素敵な自然の物がいっぱい。自分で見つけて拾った瞬間、とても満足な笑顔を浮かべた男の子。嬉しそうな表情で見せに来てくれました。

 

そして、ブログのタイトルにも書きましたが、「森の中はでっかい遊び場だ!」。

相生山には「もみじ谷」と呼ばれる名所があります。初冬の頃には、この谷はもみじで赤く染まります。巨大な古木が横たわり、見上げれば空を覆う程の樹木。

枯葉に埋もれた山肌を這いつくばって登り、お尻をつけてずりずりと滑り降りる子達。お家の人たちと遊ぶ公園も良いけれど、ここで遊んでいる子ども達の顔はものすごく生き生きとしています。無我夢中に登り始めたものの、斜面の厳しさに気づいて泣き出す子も。それでも、先生の手を借りながらも自分の力で登ります。

先生の背中につかまって山の斜面を一気に降りていくと、大きな声をあげて笑う子。

地面に横たわった古木は、子ども達の遊び場になります。ここで腰をかけてお話をする子、高い所に乗せてもらって上機嫌な子。

朽ち木の樹皮を剥いで、虫探しを楽しむ子。滑り台などの遊具は何もありませんが、子ども達はこの場所がお気に入りです。自然の中で、自然の物に触れて遊ぶ。たくさんの刺激を受けて楽しんでいます。

もみじ谷で遊んだ後は、スタンツに戻ります。道なき道を突き進む子ども達。疲れと空腹でへとへとですが、子ども達は自力で谷を上がります。

こんなに沢山遊べるようになって、本当に凄いなあ。

子ども達の大きな成長を感じます。

遊びだけでなく、生活の面でも子ども達の成長を感じています。お弁当を食べる、食べた後はお弁当を片付ける、帰りの会が始まる時には、帰りの支度を調える。全ての行動を一人で行う事はできませんが、その中の一つでも自分でやってみようと行動する姿が見られる様になりました。特に感心するのは、お弁当の用意と玩具のお片付け。「すごいね!」「頑張ったね!」先生達に褒めてもらうと、とても嬉しそうな子ども達です。

来週からは、12月に入ります。12月3日は、桃ぼうしさんにとって初めての親子行事を予定しています。

先日配布した凧。行事の日には、その凧を使って凧揚げを行います。山の中の散策もしたいと思います。寒い時期の行事ですので、どうぞ温かくしてお越し下さいね。担任一堂、桃ぼうしの皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

 

                        桃ぼうし担任・村瀬・佐々木・平野・坂本

 

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