こんにちは。桃ぼうし担任の、「かあ先生」こと坂本です。ただいま、日曜日の夕方。先週の子ども達の様子を振り返りながら、このブログを書いています。

この1週間で季節が駆け足で移ろいでいくのを感じています。朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。皆様、体調は崩されていませんか。朝起きた時に、白湯を飲まれると体が温まって良いと聞きました。思いついた時にやってみるのも良いですね。

　桃ぼうしさんと初めて一緒に遊んだ時を振り返ります。3週間前の金曜日。遊びに出かけた天白公園では、まだセミが鳴いていて、残暑の厳しさを感じました。涙のあとが残る、あどけない子ども達の顔。ママと離れたばかりの寂しさや不安を打ち消すように、がむしゃらに山道を這い上がって行った後ろ姿。ああ、ここから子ども達の大冒険は始まるんだな･･････と、感慨深い思いでいっぱいになりました。桃ぼうしさんの「はじめのいっぽ」から半月が経ちましたが、会う度に子ども達は大きく成長しています。あれ？この前はこんなことできなかったのに、もう出来ている。この前の事を覚えているのかな、今日は既にわかっている様子が伝わってくるなど、驚かされる事ばかり。

みんな、本当に体力が伸びましたね。はじめて一緒に遊んだときから、桃ぼうしさんがとても良く遊べると感じていましたが、とにかく遊びたい気持ちがいっぱい。まさや先生が「桃さん、行くよ～」と声をかけると、子ども達の足並みはどんどん加速します。あれ？君たち、確か2才になったばかりだよね。なんでこんなに動けるの？と、先生達は驚きを隠せません。先日（10月20日）は相生山オアシスの森を歩いたのですが、この日は90分、散策を楽しみました。

その前の回（10月15日）にオアシスの森に行ったからでしょうか。子ども達の表情が凄く良い。この場所を何となく覚えている感じがします。少し暗い竹林の道、梢を揺らす風の音。子ども達は自然に足を止めて、風のなる方を見上げます。

ああ、子ども達はこの景色を見て、何か感じているんだな。きれいな目をしてるなあ･･･と思いながらシャッターを切りました。

ちなみに、この山道。遊歩道ではありますが、舗装はされていません。自然の土地をできるだけ残しているので、小さい子には歩きにくいです。つまづいたり転ぶこともあります。歩き疲れて抱っこをしてもらいたくなる時もあります。

でも、楽しいからどんどん歩いていきます。歩き始めてしばらくたった時、持参している万歩計を見てみると、大人の足で4600歩をこえていました。子どもの歩幅に換算すると、6000歩を超えます。距離にして2800メートル。それも山道です。

この日の、お弁当の時間。心地よい疲れと空腹感でいっぱいになった子ども達。一緒に山道を歩いた共有感。みんなで一緒にお弁当をたべている雰囲気を感じました。

そして金曜日はデラファームに行ってきました。水曜日に思いっきり歩いた事を、子ども達は覚えている様ですね。更に活発に動く子もいましたが、「今日は、のんびり歩きたいなあ」「今日は先生に抱っこしてもらいたなあ」と考えている子もいましたね。どの子も自分の思いを素直に、先生に伝えていました。泣いたり怒ったり笑ったりと、この日は子ども達の心がいっぱい動いていました。

はじめて出会った時は、「ママに会いたい」「ママはどこ？」と強く感じていた気持ち。今はそれよりも、もっと遊びに対する気持ちが強くなっているのを感じました。

今週の水曜日で、10月の桃ぼうしさんの活動は終わりです。

季節が駆け足で移ろいでいくのと同じように、桃ぼうしさんも駆け足で大きく成長しました。時には後戻りする事もあるかと思いますが、私たちは子ども達への愛情を変わらず注いでいきたいと思います。

寒くなってきましたが、今週も沢山遊びましょうね。

桃ぼうし担任　坂本カオリ