ブログ&イベント詳細

コンテンツトップ表示【1歳児】自分で遊びを作る【桃ぼうし_MAクラス】

「桃色ぼうしさん!」と声をかけると、「はーい!」と元気な声。朝一番に会った時から、子供達の目はきらきらと輝いています。今日は何して遊ぶの?どこに行くの?早く遊びに行こうよ!期待十分です。遊びに出かけるバスが出発すると、しんや先生が今日の遊に行く場所をお話してくれます。半年前の秋、先生が同じように話しをしても、お話の意味がよくわからない様子でした。それよりも、ママを思う気持ちでいっぱいだったのでしょうね。今は、先生の話を真剣に聞いています。「お山」「崖」「葉っぱ」「落ち葉」「虫探し」……そんな言葉を聞くたびに、子供達の体がびくっと震えます。そして、にやりと笑う子、きゃあーと嬉しそうに声をあげる子、バスの床をどしどしと靴で踏みならす子。この半年で、沢山の遊びの引き出しが増えましたね。

活動場所に着くと、しんや先生が活動の目的場所まで誘導します。1月の後半頃から、子供達の行動が大きく変化したのを感じます。それまでは、先生が「こっちに行くよ」等の言葉がけを聞いて、素直について行きました。今は違います。歩きながら何か興味を引くものを見つけると、自然に子供達の足が止まります。朽ち木を見つけた子が、木の皮を剥いでみようとします。その様子を見た子が、「じゃあ私も」と、隣で同じ事をする。一人遊びから並行遊びへ展開します。気がつくと、皆が似たような行動をしています。

 

先日、牧野が池緑地公園へ遊びに行きました。子供一人が入って遊べる深さの側溝があり、まわりは落ち葉で埋め尽くされていました。素通りしてもかまわないような場所ですが、子供達はその場所に暫く留まりました。

 

 

「お風呂だよー」と落ち葉を敷き詰め、満面の笑みを浮かべる子。同じような遊びをする子と目があった瞬間に笑い合う姿。その日は、ぽかぽかの陽気でした。落ち葉がいっぱいの、ちょっと隠れ家の様な場所。そして、みんなで一緒にいる安心感。自分たちで感じたままに遊び、その遊びが広がる楽しさ。ずっとそこで遊んでいたい様な、幸せな時間でした。

先週の八事裏山に行った時も、素敵な時間がありました。腰を下ろして滑り台のように降りていく斜面。一人の子が腹ばいになって降りていきました。ちょっとしたスリルもあり、上手く出来た時の達成感。すぐに周りの子も同じように腹ばいで滑ってみました。公園の滑り台より、ここの斜面の方がもっと面白そう。子供達は何度もその場所で遊びました。

スタンツで行く場所は、遊具や玩具はありません。でも、自然の素材は子供達の遊びを大きく広げてくれるのです。そして遊びを広げる為に、子供達は沢山考えるのです。

先週、山の中で「ももさんハウス」と言う秘密基地を子供達と一緒に作りました。そのときの楽しさを覚えていたのでしょう。裏山の中に入ると、木の切り株を調理台に見立てて、ご飯作りを始めた女の子。その様子を見て遊びに加わりたいと思った子が「トントン」と家の扉をたたく真似をしました。すると、ご飯を作っていた子が調理する手を止めて「いいよいいよ」と笑って手招きをします。それを繰り返すこと数回。

いつの間にか、お友達が何人も集まっていました。

大きくなったなあ……。

いつの間にか、こんなに考えて遊べるようになった。

 

そして、お友達と一緒に遊ぶことが楽しいと思えるようになった。

子供達の成長に心から感動しています。

 

桃色帽子担任 星野・佐々木・坂本

一覧へ戻る

お電話でのお問い合わせ

052-802-3755

受付時間 / 月〜土 10:00〜16:30
  • メールでのお問い合わせ
  • イベント予約
  • 自然塾スタンツ Facrbookページ
  • 野童 -yado- Facebookページ
  • スタンツブログ
  • リクルート情報
緊急連絡網 マメール

ページトップへ

お問い合わせイベント予約