昨日行われた『白帽子豆まき』について報告させて頂きます。

例年だと保護者の方にもご参加いただき、子供たちが作成した鬼のお面・お歌のお披露目や豆まきの様子を見ていただくのですが、今年は新型コロナウィルスの感染予防対策の為、規模を縮小して行わせていただきました。

保護者の皆さま、ご理解いただきましてありがとうございます。

さて、この時期になるとご家庭でも「鬼が出るならスタンツ行きたくないな〜」とか「鬼出るのかな〜？」など鬼の話題が多くなるのではないでしょうか。

スタンツも長年の伝統として毎年必ず豆まきを実施します。

と言うことは、毎年子どもたちは『鬼』と戦うわけです。

改めて子どもの身になって考えると本当に恐ろしいですよね。

鬼が出るとわかっていながら、スタンツに登園し、鬼（恐怖の象徴）に立ち向かい、豆をまく！

きっと心の中で数々の葛藤を繰り返している筈です。

その頑張りはきちんと認めてあげたいですね。

さて、今年の『鬼』はこちら！

２体の鬼のクオリティの違いには触れないでください（笑）

白さんには、パープルになる為の準備という事で、自分たちの力だけで「おたまの池」まで来るんだよ〜！と伝えました。

後ろからしの先生について来てもらいながら、ゴールを目指します。

そしてようやくおたまの池に着きましたが、

『あれ？けんてぃとゆうしん先生がいないよ？』

何かおかしいと思う子が数人。実は先生達もドキドキです。笑

片や、一本橋を目の前に渡って楽しむ子も！！

本当に面白いクラスです。

さて。いよいよ『鬼』の始動です！！

鬼が出るや否や、子ども達の叫び声や悲鳴が響き渡ります！

去年は鬼に立ち向かえなかった子もしっかり豆をまき、鬼を撃退。

最後はしっかり仲直りが出来たね。沢山涙が出ちゃったけど、しっかり心が鍛えられたしろ帽子！

来年の鬼にどう立ち向かうか楽しみですね〜。笑

そして、最後は自分たちで作った鬼を着てチームで写真をとりました。

今年は『なまはげ』をイメージして作りました。

麻紐を髪の毛にし、藁でパンツを作り鼻や角は自然の物を自分たちで見つけました。

魔除けとしてイワシの頭とヒイラギもお配りしてますので、よければ玄関に飾ってくださいね。

最近、子ども達の口から『しろさんだから泣かないよ！』『しろさんだから優しくしないといけないよ！』など

『しろさんだから〜』という言葉を口にしてくれる事が増えました。

白さんとしての自覚を持ちパープルになる為の準備を少しずつしてくれています。

身体も大きくなっていますが、それ以上に【ココロの成長】を大きく感じるこの頃です。

白さんでいられるのも本当に残り僅か。思い残す事なく子ども達と楽しみたいと思います。

しろ帽子担任　佐藤/宇野