こんにちは。

節分は、季節の分かれ目。立春の日の前日となります。
今年は、立春の日が2月3日なので、節分が2月2日となるみたいですね！

閏年と同じ感覚の様です。

 

赤ぼうしさんの節分は1月28日（木）に天白公園で行いました。

しかし、本当の節分は赤ぼうしさんのお部屋であることは、赤さんは知りませんでした。

本日のブログは、赤ぼうしさんの『2つの節分』を綴ります。

少々、長くなりますが最後までお付き合い下さい（笑）

 

1.『楽しい節分』

朝のバス、しんや先生が鬼のお面を付けてみんなにお話ししてくれました。

『今日は、みんなで鬼は外！　福は内！　するよ。　鬼はしんや先生だからね！』と。

最初はみんな鬼のお面に緊張するお友だちもいましたが、赤さんオリジナルの『よいしょよいしょダンス』でみんな鬼さんが大好きに。

豆まきをする、森の中までしんや先生のお尻にお面がある『お尻鬼』や後頭部にお面がある『頭後ろ鬼』などを待て待てしながら進んで行きました。

　

 　

 

豆まき会場に着いて、まずは『鬼のパンツはいいパンツ』を歌い、『鬼は外！　福は内！』の掛け声を。

そして、子供たちが一生懸命作った、赤鬼さんに変身したり、しんや鬼と鬼ごっこをしたり時間を過ごしました。

 

 

とにかく楽しい『豆まき』

子供たちにお豆さんを配って、しんや先生が『先生が向こうから出てくるから、出てきたら豆投げてね！』と本格的な豆まきごっこのスタート！

笑い声がたくさん森の中に響いた『楽しい節分』でした。

 

そして、少しだけ天白公園で探検。

『たんぽぽ』や『わた毛』を見つけたり、広場ではたくさん走り、ちっちゃい赤ぼうしさん鬼が出てきたり、池の中に長い竹があって、みんなで引っ張り出したり・・・。

少しだけと言いながら、目一杯遊びました。

スタンツに帰るバスの中でもみんな楽しかった様子で、『わっしょい！わっしょい！』と鬼ダンスをしてテンションアップで帰路につきました。

 

2.『本当の節分』

お部屋に帰った赤ぼうしさん。

しんや先生が『ちょっとおトイレに行ってくるね！』とお部屋からトイレに行きました。

赤さんとこっこ先生は、枡の中にもう一度お豆を入れて、お豆の形を見たり、お豆の数を数えたり、

『お豆を撒くのは、みんなのお腹の中にいる「いやいや鬼さんやダメダメ鬼さんや泣き虫鬼さん・・・」をバイバイするために「えいっ！」って投げるんだよ』とお話をしていると！

 

扉がドンドンドンドン！と叩かれました。

そして！

え？

ええ？

えええ？

鬼が入ってきたのです！！

赤さんは、パニック。

大泣きでこっこ先生に飛びついてきたお友だち。

泣いているお友だちの泣き声にもらい泣きをするお友だち。

逃げる場所を間違えて、動けなくなってしまったお友だち。

様子を見て、じっと固まっているお友だち。

 

泣き叫ぶ赤さんを他所に、鬼さんは容赦しません。

鬼さんが赤さんを捕まえたのです！

        

すると！　怖いけど、お友だちを助けるために勇気を振り絞って豆を投げるお友だち。

 

泣きながらも『鬼は外！　福は内！』と叫ぶお友だちも。

その勇気とお友だちを思いやる心が鬼さんをやっつけた！

 

 

 

 

 

 

 

 

すると鬼さんがこっこ先生を呼んで耳打ち。

『みんなとお友だちになりたかった。脅かしてごめんなさい。仲直りしましょう！』と。

そして『先生やお父さん、お母さんの言うことをしっかり聞いて、お友だちとも仲良くしてね！』と。

本当は怖いけど、握手をして仲直り。

  　

　　

　

鬼さんは、みんなと仲直りをして帰って行きました。

トイレから帰ってきたしんや先生が『どうしたの？』と。

『鬼さんがきたの・・・。』とまた思い出して泣き出すお友だちも。

 

この日のお弁当と帰りの会の赤さんのお利口さんな事（笑）

『恫喝教育』は、絶対にしませんが、2月の中頃まではちょっぴり使える『鬼さん様さま』かもしれませんね（笑）

 

この日、お家での様子はいかがでしたか？

夜泣き、おねしょなど大丈夫でしたか？

また、教えて下さい。

 

本当に頑張った赤ぼうしさん。

子供たちをたくさん褒めてあげて下さいね。

 

最初は、本物はやるかどうしようか？と悩みましたが、『鬼をやっつけて、仲直りして、お友だちになる』と言う、２歳児ではありえない経験。

今までよりもひと回り大きくなり、自信をつけてくれた事と思います。

また、クラスとしても団結力が育ってくれたと思います。

 

本物の体験を大切に今の子供たちの心に寄り添って、船出に向けて走り続けます。

今後ともよろしくお願い致します。

 

赤帽子クラス担任　星野・佐々木