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コンテンツトップ表示【1歳児】はじめての節分【桃ぼうし_MAクラス】
日本の文化、伝統を伝える。
スタンツでは、この取り組みをとても大切にしています。七夕行事、餅つき、田植え。七五三に節分の豆まき。行事を経験する中で、季節や自然の移ろいを感じてもらえたらと思います。毎年節分を迎える頃、一番寒い時期を迎えます。今年は特に寒いですね。そして節分を終えると、暦は立春を迎えます。「豆まきをしたら、春が来るよ」子供達に、そう伝えています。生まれて初めて、豆まきを経験する子供達。もしかすると、鬼を見るのも初めてかも。鬼の怖さを感じさせるより、豆まきを楽しむこと、経験する事を大切にしたいと思います。
豆まきは天白公園で行いました。天白公園北駐車場の近くにある小さな山。遊歩道や登り段を進み頂上に着くと広場があります。いつもと変わらない様子で元気良く山道を歩く子供達。あらかじめ、公園に行く前に、子供達には鬼のお面を見せました。怖がらせないように、戯けた感じで見せたので、子供達にはわりと好感をもって受け入れてくれた様です。
そして頂上に着くと、まずは自分で作った鬼の帽子をかぶってみました。
持ち帰ってきたお子様の作品。いかがですか?子供達が野山で歩いて見つけてきた自然の物を、帽子につけてみました。制作はとても楽しんでいたのですが、鬼の帽子を進んでかぶろうとする子は少なかったですね。(笑)ちょっとだけかぶって、すぐに脱ごうする子が殆どでした。
帽子をかぶってみた後は、いよいよ豆まき。
木に隠れてひょっこり顔を出した鬼さん。愛嬌のある動きに、子供達は次第に笑顔になります。
「じゃあみんなで、声を合わせて豆を投げるよ!」
先生の声に合わせて豆を投げる。はじめはなかなか豆を投げる事ができませんでしたが、ゆっくりと皆で声を合わせてみると、「えいっ!」と上手に投げれた子が。そのタイミングに合わせて、鬼さんが「あいたたー!」と飛び上がったのを見て、子供達から笑い声が。
そこから先は、予想以上に盛り上がりました。
手がかじかむ程の厳しい寒さ。けれど、寒さを忘れる程、子供達は楽しんでいました。
ちょっと怖かったのか、いつもならとても元気の良い子が、皆から離れたところでそっと様子をうかがっています。側に寄って抱き上げると、安心した表情になりました。
豆まきを終えると、一気に寒さが戻りました。それまで「鬼は外ー!」と叫んでいた子が、「ママにあいたいよ」と。さあ、急いでバスに戻ろうね。スタンツに帰ったら、暖かいお湯でお手てを洗ってあげるからね。お弁当、食べようね。そう言葉がけると、子供達の足取りはとても軽くなりました。
今年の節分は2月2日。お子様の作品、どうぞお家で飾って頂けたらと思います。作品の脇に、梅や桃、菜の花等を生けてみるのもおすすめですよ。
Mクラス担任 星野・佐々木・坂本