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スタンツ(1・2歳児クラス)【2歳児】自然の中で育まれる姿【桃ぼうし_MAクラス】
桃帽子さん(MAクラス)が、スタンツに通い始めて1ヶ月と少し。子供達は、とてもスタンツの事が好きになってきた様です。朝、バスに乗る時は、まだ不安そうな顔をする子もいます。でも、バスがスタンツに到着してきた頃には、子供達の顔は笑顔でいっぱい。そして私たち担任の事を「ぼくの、わたしの先生」と、しっかりと受けとめてくれています。「ももいろぼうしさん!」と、子供達に声をかけると、「はーい!」と手をあげて応えてくれます。その時の子供達の顔が、とても凜々しいのです。なんて大きく成長したのだろうと、先生達は感激でいっぱいです。
この一ヶ月、毎回、外へ出かけました。まだ残暑の残る天白公園から始まり、相生山、デラファーム、オアシスの森へ行きました。外へ出かける毎に、秋の深まりを感じる事ができました。
【撮影場所…相生山・もみじ谷へ向かう道】
【撮影場所…相生山・もみじ谷の中で。】
【撮影場所…相生山オアシスの森・散歩の途中でかたつむりをみつけました。】
【撮影場所…相生山オアシスの森】
とても良い天気の日もあれば、雨で足下がぐしょぐしょになった日も。雨で子供達の心が曇ってしまうのではと思ったのですが、髪の毛を濡らしながら、いきいきとした表情で山の中を歩きました。
みんなで一緒に歩いてみる。それだけで、子供達は先生や周りのお友達の存在を強く意識する様になりました。いつも元気な声で遊んでくれるのは、しんや先生と言うんだな。朗らかな優しい先生は、こっこ先生。めがねをかけた先生は、かあ先生。同じ帽子をかぶっている子は、友達なんだな。そして、なんだかここで遊んでいると、楽しいな。そんな子供達の心が、手に取るように伝わってきます。
【撮影場所…天白公園】
子供達の様子を写真に収めながら気づいた事。遊具も玩具も無い自然の中で、子供達は自然の素材を使って遊べるようになりました。上の写真は、天白公園の森の中。朽ち果てた木に、びっしりとキノコが生えています。これは「さるのこしかけ」と言うキノコです。とても堅いキノコです。何層も重なったキノコをぺりぺりと剥がしてみます。先生が「剥がしてみようか」等と誘ったわけではなく、子供達が自分から興味を持って行動しています。最近は、立ち止まって遊び始めると、そこで長いこと遊びが続くようになりました。この斜面をよじ登ってみよう、滑っておりてみよう、木の棒を見つけよう、どんぐりを拾おう、葉っぱを集めてみよう……子供達が自分で遊びを考えて楽しんでいます。
自然の中で、子供達の心が育まれる。その姿を見守る私たちも、とても豊かな気持ちになるのです。
桃色帽子クラス担任 星野・佐々木・坂本