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スタンツ小学校【ドンマイプロジェクト】今年も一年お世話になりました。と、ちょっと想いの話。
ドンマイプロジェクトの曽雌りょうたです。
今年も1年大変お世話になりました。
まずはお世話になった皆様にご挨拶をさせていただきます。
ドンマイプロジェクトも来年で4年目を迎えます。
もともと、子どもたちの未来の可能性を広げたい!との思いから生まれました。
そんな中、最近よく感じることがあります。
探究教室のブロブにも書きましたが、「人によって生きているスピードが全然異なる」ということです。
それは、子どもでも、大人でも同じなんじゃないかと思っています。
例えば、誰かと一緒に旅行に行ったとき。
その人それぞれによって楽しみ方って違いますよね。
とにかく、どんどん見て回りたい人もいれば、
じっくり、見て回りたい人もいる。
そして、行き当たりばったりで、行ってから楽しみ方を考えたい人もいれば、
じっくりと計画を立てて、一つ一つ達成していくことに楽しみを感じる人もいる。
そして、それは時と場合、状況によって変化するものだと思います。
だからこそ僕は、いつも人と関わるときに、「この人の今のスピードはどれぐらいなんだろう?」って考えているんです。
すると不思議なことに、今まで考えもしなかったことが見えてきて、相手を受け入れられるようになったんです。
例えば、凄く個人的な話になりますが、僕の父親との関係もそうでした。
いつも成果を求められていて、押さえつけられていた。
でも、僕が兵庫県の大学に進学し、一人暮らしを始めたときに、そのスピード感の違いに気づいたんです。
そこから、全く見え方が変わりました。
ああ、僕の父親が求めていたスピードは、こんな感じだったんだ。
それは、僕の子供時代のスピードよりも、きっと少しだけ早かったんですね。
そう考えてから、すっと心が軽くなったんです。
今では、2人で酒を飲みにいけるぐらいの間柄になっています。
勿論、常に緊張感はありますが(笑)
でも、その経験があったからこそ、僕は人のスピードを意識できるようになったんです。
だから、子どもたちと関わるときにも、この子の今のスピードはどのぐらいなんだろう?ってワクワクしながら見つめていけるんです。
そこは素直に感謝しています。
今はゆっくりだけど、もう少ししたらスピードが上がるかもしれない。
今は、速いけれど、もう少ししたらゆっくりしたい。
そんなときって誰しもありますよね。
むしろあっていいと思うんです。
これだから子どもたち関わるのが楽しくて仕方ないんです。
そして、子どもだけじゃなくて、人と関わるのが楽しくて仕方がないんです。
子どもも、大人も、先生も、みんながそれぞれのスピードを尊重しながら進んでいける、そんな場所を作っていければ嬉しいですね。
これからも子どもたち一人ひとりの生きている速さに目を向けながら、子どもの未来を広げるお手伝いしていきたいと思っています。
また皆さんと力を合わせながら、子どもも大人も楽しめる場所を作っていきたいと思います!
だいぶ長くなりましたが、2018年のご挨拶とさせていただきます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年12月27日
ドンマイプロジェクト
曽雌りょうた
高橋ゆうじ
【お知らせ】
※12月28日~1月4日までお休みをいただきます。
また新年から、たくさんワクワクを作っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様も良いお年をお迎えください。