12月のCクラスは、15日を除いた全てを木工工作を行いました。板をのこぎりで切って、やすりをかける。接着する所を木工用ボンドで抑え、時間に余裕のある子は釘を打って固定。板は好きな様に色を塗り、サイコロ状に切った角材に決められた数字を書き込む。

完成に至るまで幾つかの工程があります。簡単にできるだろうと予想していた板を切る作業は、角材の太さが影響して、切るのが凄く難しく感じました。大人が全力でのこぎりを動かしても、一片を切り落とすのに約5分はかかります。まっすぐに切り落とすのもとても難しいのですが、子ども達はとても楽しんでのこぎりを動かしていました。

作業の進行状況は個人差があります。ゆっくりと丁寧に進める子、目をきらきらと輝かせて物凄い勢いで作る子。工作二回目からは、完成に向けて個人のペースに任せてみました。皆、凄く楽しめていましたね。「これをやったら、次はボンドだね」「ボンドが乾くまでに、他の事をするわ」等、自分で作業工程を組み立てる姿を見られました。

三回目の活動になると、当初予定していたお雑煮作りも並行して。

「かあ先生、釘打ち疲れてきたから、ちょっと白菜ちぎってて良い？」

「俺、ネギ切るわ。あ、その前に道具を全部片づけるね」

「最後に大掃除しようよ。ママが掃除すると良いって言ってた！」

「先生、あの子なんか困ってるみたいだから行ってくるわ」

子ども達がいきいきと作業を進めている様子。子ども達の成長を感じました。

できあがったカレンダーは、この様な作品に。凄く良い雰囲気の仕上がりになりました。

今回で2018年の活動は終わりです。今年一年、どうも有難うございました。年が明けた12日は、七草がゆを作る予定です。

子ども達に会えるのを楽しみにしています。皆様、良い年をお迎えください。

GENKI塾Cクラス　坂本カオリ