いよいよ本番！
　二日目は、いよいよ絞りに挑戦してみました。布に石や木の棒を挟んで、好きな様に輪ゴムで巻き付けます。昨日から沢山輪ゴムを使って遊んだので、皆自分で巻き付ける事ができました。

そしてバケツの中に染粉と熱湯を入れて混ぜると、今まで嗅いだ事のない匂いが部屋中に漂います。なんとも形容しがたい匂いです。鼻をつまむ子もいます。「青い色じゃないね」と、子ども達。そうなんです。

藍色の液体ではなく、玉虫の羽の様に複雑に光った色をしているのです。絞った布をその液体の中にそっと沈めます。これで子ども達の作業は終わりです。2晩漬けて乾かして、9月になったら出来上がると伝えると、子ども達は期待を込めた表情でバケツの中を見つめていました。

絞り染めを終えた後は、自由工作。久しぶりの自由工作とあって、子ども達はとても楽しんでくれました。今までよりも更に創造力が豊かになってきたのを感じます。

ちなみにこちらの作品。お友達3人で作りました。牛乳パックを使って小さなお家を作りました。

壁の色を塗る子、男の子や女の子の絵を描く子、それを雰囲気良く貼り付ける子。時間が経つのを忘れる程、制作に集中していました。他の子達も、みんな自分で考えて楽しく作っていましたね。

子ども達が染めた物は、作品が完成しましたら公開します。どうぞお楽しみに。

GENKI塾Cクラス　坂本カオリ