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Do曜塾【GENKI塾Cクラス】短冊に願い事を書いてみよう
もうすぐ七夕の季節です。今日は短冊に願い事を書いてみました。制作に入る前に「七夕の謂れって知っている人いるかな?」と聞いてみると、年長児の子が数人手を挙げました。そして「織姫と彦星が……仲良くて、でも(二人とも遊んでばかりいるから)全然働かなくって……それでお父さんが怒っちゃって」と、なかなか具体的な話をしてくれた子もいました。ここ近年は、全然働かない二人の設定が定番の様ですね。私が子供の頃は、天女の羽衣の話と混ざっている所がありました。
さて、子ども達の制作。
今年の1月に、はじめて硯を使って墨を作り、その墨を使ってお絵かきをしてみたのですが、子ども達は新鮮な喜びを感じていました。墨の濃淡を自分で考えて作って、丁寧に描いていました。その時の事を子ども達は良く覚えていて、硯を見た瞬間に「墨!」「あっ!墨で絵を描くんでしょう?」と。
1月の時は画用紙に描きましたが今回は短冊。この限られた大きさに、どう筆を乗せるのか。子ども達の様子を見守ってみると、私たちが想像していたよりも豊かな表現力を感じました。
「カブトムシを沢山つかまえたい。(捕まえる事ができますように)」
「ドラえもん」
ドラえもんの映画を見たいのかなあ。それともドラえもんに会いたいのかな。この文字を書く時、とても時間をかけて書きました。自分で納得がいかなくて、一度書き直しました。頑張って書きましたね。
とても可愛らしくて元気な女の子の絵。表情がとっても良いですね!
こちらは年少さんの男の子の短冊。墨で塗りつぶした後、乾いて光沢が出て来ました。その上に、クレヨンで白や紫を使って色を重ねました。なんて素敵な作品でしょう。
子ども達はとても楽しんでいました。そして皆、個性豊かな作品に仕上がっていました。持ち帰った短冊、七夕の時に飾られてみてはいかがでしょうか。そして子ども達の願い、お星さまに届くと良いですね。
GENKI塾Cクラス 坂本カオリ