明日、6月10日は「時の記念日」です。今から90年以上前に、「時間を正確に、正しく使いましょう」と意識を高める為に作った記念日です。子ども達からは「はじめて時計を作った人の日かな」とか、「時計屋さん、ありがとうの日かなあ」等の意見も。時計屋さん、ありがとう。それも良いですよね。

そして今日は、この記念日にちなんで「自分の時計」を作ってみました。

15cm×20cmぐらいの板を使用しています。予めペンで円を書き、その中に数字をいれます。12時から順に書き始める子、好きな数字から書く子。書いていくうちに、12時までにたどり着けなくなった子もいます。「自分の時計だから、1時から12時まで書かなくても良いんだよ」と伝えると、ほっと一安心した様子。まだ数字を書けない子も、見よう見まねで書いていました。

文字以外にも、時計全体を自由に色を塗ります。ひとり一人、とても個性的で素敵な文字盤を作る事ができました。

数字を書いた後は、釘を打ちます。釘を打ったところが分を刻んでいるイメージです。今回、釘全体がアイボリー色に塗られた『飾り釘』を使用しました。飾り釘を見た瞬間、「あっ、いつものと違う！」「かっこいい！」と子ども達から声が。道具の仕様の違いがすぐにわかる子ども達。さすが、Cクラスだなあと感心しました。

今までは、板と板を接着する為の釘打ちだったので、釘を最後まで打ち込んでいました。しかし、今回は「飾り」としての釘打ちです。少しだけ打ち付けると、すぐに抜けてしまいます。子ども達は、今までの中で一番慎重に釘打ちをしていました。釘打ちに苦戦する子続出。でも、表情は凄く楽しそう！

今日は、目標の半分ぐらいの数の釘を打ちました。次週は、残りの釘を打つことと、そして長針と短針をとりつけます。長針と短針を作る時にはノコギリを使います。完成した作品は持ち帰りますので、どうぞお楽しみにして下さいね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　GENKI塾Cクラス　　坂本カオリ