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スタンツおだしの授業 その2
調理台を2つ作り、子ども達は2つのグループに別れました。
そして、先ほど和田先生が見せてくれた鰹節の引き方を習って、子ども達も鰹節を引いてみました。
安全の為に子ども達は軍手をはめます。
そして先生と一緒にゆっくりと削ります。
「皆さん、削り節を作る前に1つ、大切な事を伝えます。
今から行う作業、どうぞ、優しい気持ちで行いましょう。
皆のお母さん、ママは、お料理を作る時に、怒ったり騒いだり暴れたりしながら作っていますか?」
子ども達は、そんな事はしないと首をふります。
「ですよね。美味しいお料理、美味しい味にするには、作る人の気持ちも大切なんです。
みんなで優しい気持ちになって、作ってあげましょう。そうすると、凄く美味しいお料理になります」
「はいっ!!」
鰹節を引く順番を争う事もなく、教室の中は穏やかな雰囲気。
自分の順番がまわるまで、優しい声で数を数えます。
ゆっくりゆっくり数を唱えてね。
子ども達は真剣な表情で鰹節を引きます。