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スタンツ小学校【ドンマイ:チャレンジクラス】日本初!?小学生が自分たちで企画する修学旅行~その①説明編~

※その①は写真がありません

 

本初!?小学生が1から企画する修学旅行づくり!

 

11月、チャレンジクラスの活動です。

 

今月の活動は、「3月の修学旅行を自分たちで企画しよう!」でした。

 

今回の活動内容のポイントは3つです。

     12日の修学旅行の行き先を自分たちで決める

     修学旅行なので、何を学べるか、目的をもった内容にする

     多数決やジャンケンではなく、全員の話し合いによって決める

 

条件は4

・予算は2万円(移動費、宿泊代、活動費を全て含む)

・日本国内であること

326日~27日に実現可能なこと

・自分だけでなく、全員が楽しめる内容であること

 

 

つまり、目的がはっきりしていれば、日本全国どこでも行けるという、自分たちで1から考える修学旅行です。

 

極端な話、何を学べるのかさえはっきりしていれば、USJでもOKということです。

 

最近、東京都の麹町中学が修学旅行を自分たちで企画すると、メディアでも大きく取り上げられていましたね。

 

 

参考までに麹町中学の実践を↓

・修学旅行を変えたら、大人顔負けの「企画とプレゼン」が生まれた

公立中学が挑む教育改革(14)千代田区立麹町中学校

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/14560

 

・「林大臣が千代田区立麹町中学校を視察。工藤校長が目指すのは生徒たちが「世の中ってまんざらでもない!結構大人って素敵だ!」と思える教育」(文部科学省HPより)

http://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2018/20180521.htm

 

子どもたちが主体的に、そして自分事として考える。

これからの時代を行きていく上で、一番重要だと思います。

 

こうやって子どもたちが自分たちで考えながら進めていく手法をアクティブ・ラーニングと言います。

 

ドンマイプロジェクトでは、立ち上げ当初から子どもたちが自ら考え、話し合い、決めていく形でプログラムを実施し、アクティブ・ラーニング式の教育活動を実施しています。

 

まさに、今回チャレンジクラスで取り組むこともその最たるものですね。

 

小学生で行き先から全て決める修学旅行は、このチャレンジクラスが日本でも初に近いぐらいじゃないでしょうか?笑

 

ちなみに、子どもたちには事前に宿題として、行きたい場所や理由、目的を考えてくるという宿題を出した上でのスタートです。

 

正直僕もどんな修学旅行になるのか、一切予想ができません。

 

さあ、果たしてどうなったのか。

見ていきましょう。

 

子どもたちがどんな学びのプロセスを踏んでいるのか知りたい、とのお声がありましたので、長くなりますが、一日の学びのプロセスを全力で追っていきたいと思います。

 

どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

 

 

朝、930にセンターに集合

ちょっとソワソワした様子の子どもたち

 

まずは一日の流れを確認

 

今日はみんなで修学旅行を企画します。

自分で企画を考えるのは難しかった?

 

「結構大変だった~」

 

そうだよね。中々ここまで自由に考えることって無いもんね。

今日は、話し合いや、プレゼンテーションをしながら、チャレンジクラスの修学旅行を自分たちの手で作っていくよ。

ただ、いきなり全員で話し合っても結構大変そうじゃない?

どうやって決めていったらいいと思う?

 

子どもたちが主体的に考えていけるように、決め方も子どもたちに委ねていきます。

 

5年生のM.Yくん

「あ、去年みたいに付箋を使って、自分が良いと思うアイディアに正の字を書いていったらどう?」

 

お、良いね。去年やった方法だね。

よく覚えていたね~

 

昨年度は、日帰りイベントを企画するということで、付箋を使ってブレインストーミングや、グルーピングをしていたのを覚えていたみたい。過去の経験が生きているようで何より。

 

参考:2018年度2月チャレンジクラスの活動ブログ

https://www.boken.co.jp/blog-event/2019/02/07/%e3%80%90%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%80%913%e6%9c%88%e3%81%ae%e4%bc%81%e7%94%bb%e3%82%92%e7%ab%8b%e3%81%a6%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e4%bc%81%e7%94%bb/

 

 

そこで、スタッフの司から子どもたちへ提案が。

「いきなり全員で考えるより、まずは学年毎に別れて自分たちの意見を話し合った方が考えやすくない?話し合う人数も少なくなるし、一人ひとりの意見も入り安いと思うな」

 

それに対して子どもたち

「お、いいね!」「確かに!」

「司、たまには良いこと言うね!」

「司のくせにやるじゃん」

 

「だから、なんなの?チャレンジクラスでの俺の立ち位置(笑)」

 

そんなこんなで、学年毎に話し合って進めていくことに。

 

 

「よし、だいたい決まったかな?

じゃあ、ちょっと整理していくね」

 

午前中は、学年ごとでそれぞれのアイディアをプレゼンしながら、話し合ってアイディアを絞っていくわけだね。だいたい、34個ぐらいに絞れるいいよね。

 

それで、午後からは全体で集まる。そして、絞ったアイディアをもとに、全体でプレゼンテーションしながら進めていこうか。

 

その形で大丈夫そう?

 

OK!」

 

よし、じゃあ早速学年ごとに話し合っていくんだけど、今回の企画をする上で大切なポイントを3つ伝えておくね。

 

まず1つ目は、アイディア決めるときにジャンケンや多数決で決めないこと。

勿論、ある程度人数によって決めていくことはあると思うよ。

 

でも、必ず少ない人数の意見だとしても、どうしてそう思うのか、必ず理由を聞きながら進めてみて。

 

今回、大切なのは、誰のアイディアが決まるのか、ではなく、みんなで良い修学旅行を企画することだからね。

 

もしかしたら、人数の少ない意見を聞いてみたら、自分が気づいていない良さが隠れているかも知れない。それによって、意見が変わるかもしれないよね。

 

 

2つ目は、その企画を通して何を学びたいのかを意識して考えてることだね。

お金を出してくれるのは、みんなのお母さんやお父さんたちだよね。

 

修学旅行として行く以上、みんなのお母さんやお父さんが納得できるような企画じゃないと行けないよ。

 

だからこそ、どうしてそこに行きたいのか。

そして、そこに行くと何が学べるのか、をしっかりと考えてね。

 

ああ、こういう理由なら、みんなの修学旅行にお金を出してもいいかな~

と、思ってもらえるような企画を考えられると良いね。

 

今回は、りょうた先生もそこに関しては、ちょっと厳しく質問していくから覚悟してね。

 

 

そして、最後は何より楽しい企画にしたいよね。

 

どうせ行くなら楽しい旅行にしたくない?

自分たちでここまで大きなことを、1から企画できるなんて中々無いよね?

 

だからこそ、楽しい旅行にしようよ!

でも、気をつけないといけないのは、自分だけ楽しめる企画にしないこと。

チャレンジクラスのみんなが楽しめる企画を考えてみてね。

 

だから、誰の企画かではなく、今出ているアイディアを自分たちでどうすれば良くできるかで話し合ってみてね。

 

以上!

 

じゃあ、早速始めていこう!

 

 

 

その②へ続く

 

 

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