緊急事態宣言が発出され、現時点では、GW明けの5月11日から学校が再開予定となっています。

　学校がお休みなので、子どもたちは当然、家にいます。その状況で、仕事がテレワークに切り替わり、「こんな状況では、家では仕事にならない！」と思っているのは、私だけではないと思います。

　我が家には、1歳と3歳の息子がおります。この4月から保育園に行かせる予定でしたが、入園式のあと、3日間登園して、今の状況です。

　子どもたちと過ごす時間が多くなると、子どもたちの行動が目に付き、叱る回数が増える、そんなママたちが増えているのではないでしょうか。

　「また○○してない」「○○しなきゃダメでしょ」「どうして○○しないの」などと、ついつい子どもに言ってしまいがちですが、否定語で子どもを叱り続けることは、子どもの心にとってよくありません。子どもがセルフエスティーム(自己肯定感)を保てなくなるからです。「自分ってダメな奴だ」と何度も思わせることになり、自信を失わせるからです。子どもから「自分でできる、やってみよう」という勇気を奪ってしまいます。

　解決策の一つは、子どもの不適切な行動を無視することです。10回中9回無視です。「もうこれだけは許せない！」という1回だけ叱ってください。全部スルーすることもセルフエスティームを高めることに逆効果なので、叱るときはしっかりと叱ってください。そして、良い行動をしたときは、10回中10回誉めてください。全部拾って言葉で伝えてください。

　コロナ禍で一番被害を被っているのは子どもたちです。子どもたちの勇気がくじかれることが無いように、元気に過ごしてほしいと願うばかりです。