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スタンツ小学校【ドンマイ:チャレンジクラス】日本初!?小学生が自分たちで企画する修学旅行~その②グループ編~

11月チャレンジクラスの活動ブログその②です。

その①の続きとなりますので、是非そちらからお読みください。

 

さて、引き続き見ていきましょう。

 

いよいよ、学年ごとに別れて自分たちのアイディアを話し合うことになった子どもたち。

 

学年ごとの話し合い方にも、違いが生まれてとても面白かったです。

 

まずは、5年生チーム

こちらは、欠席もあり人数が少なかったことも踏まえ

机を出して、一つの島を作りながら話し合いを進めていきます。

 

次に、4年生チーム

こちらは、机を出し学校のように並べていきます。

そして、ホワイトボードを使いながら話し合いを進めていきます。

ちなみに、この形態も子どもたちの提案によるものらしいです。

 

最後に3年生チーム

こちらは、床に座りながら車座になり、ひとりひとりの話を聞きながら進めていった模様。

みんながぎゅっとまとまりながら話し合いを進めていったのが印象的ですね。

 

ちなみに、今回大人は話し合いのサポート役です。

あくまで、子どもたち一人ひとりに意見をもとに進めていきます。

企画としては一意見としての提案もしています。

 

アイディアの出し方や、まとめかたが分からないときに提案をしたり、出てきた意見をホワイトボードに整理したりしながら、話し合いをサポートしていきます。

 

 

そして僕は、今回超えるべき壁としての役割を担いました。

客観的に見て企画の甘いところや、目的が曖昧だった場合に、「これってどういうこと?」と質問をしながら指摘をする役割です。

 

 

 

それでは、各学年の話し合いから全体プレゼンテーションまでの流れを追っていきましょう。

 

まずは5年生チームから

 

・兵庫県で釣りをする

・ディズニーランドをする

・アドベンチャーワールドに行く

・つま恋(静岡県のリゾートホテル)に行って高級ホテルに泊まる

 

大きく4つのアイディアが集まりました。

ここから、それぞれの良さや、内容、学べることについて話し合いをしていきました。

 

進め方は、インターネットを使って

何ができるか、いくらで行けるか、何を学べそうかの情報を検討し、話し合いを行いました。

 

結果、みんなが楽しめそうなアクティビティがたくさんあるとの理由から、つま恋に行く案になりました。

 

※つま恋リゾートHP

https://www.sainosato.jp/

 

そして、引率はいるものの小学生だけで部屋に泊まることが可能なのか、実際に電話をしてホテルに確認をしていました。(電話は司がしていました)

 

ただ、そうなると当然の如く突っ込まれるわけですね。

「つま恋に行くことで何が学べるの?」

 

そこから、また改めて考えていきます。

 

本来の企画から考えると、目的と手段の順番が逆ですが

あくまで、子どもたちの目的意識を高めるための活動ですので

後付けでもOKです。

 

大切なのは、考えた目的に他の子どもたち、そして僕を含めて大人に納得感があるかどうかです。

 

そして、結果5年生チームが考え出した目的は...

 

『リゾートホテルに行くことで、どうして価格が高くても人が集まるのか、その理由を学びに行く』

 

でした。

 

正直、なるほど、そうきたか!という感じです。

ちなみに、ここに関してはスタッフの司も一切口は出していないみたいなんです。

 

より深く突っ込んでいきます。

「その理由はどうやって学べるの?」

 

それに対して

「ホテルのスタッフの人を見て学べる」(M.Y

「普通のホテルとの違いを見つけられる」(Y.H

「ホテルの作り方やサービスの良さを見て学べる」(H.R

 

なるほど、なるほど。

もう少し突っ込んでみます。

「なるほどね。なら、リゾートホテルで価格が高くても人が集まる理由を学ぶと、何に生かせそうなの?」

 

それ対しての答えがなんとも面白かったです。

「私たちが大人になって社会人になったときに、ビジネスをするときに役に立つと思う。それを学んでおけば、大人になったときにお金をたくさん稼ぐことができるようになる。それに、需要と供給のバランスについて(学校で)学んだけど、それがどういうことなのか、自分で確かめることができる」(H.R

 

いや~面白い。5年生チームは、完全にこの子がブレインでしたね(笑)

実際、ここまで目的を考えていれば納得感がありますね。

それが、なぜつま恋リゾートなのか、などまだまだ突っ込む余地はありますが、一旦この編で。

 

あとは、3,4年生の子どもたちに納得感を伝えきれるかが問題ですね。

そのあたりがプレゼンテーションのポイントでしょうか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

次は、4年生チームのプロセスを追って見ましょう。

 

このクラスは、かなり熱をもって企画を考えてきた子が多い印象です。

実際に、資料を準備して来た子もたくさんいました。

 

 

まずは、一人ひとり自分の企画内容のプレゼンテーションから始まります。

どうしてその企画をしたのか、そこで学べることは何なのか

 

それを4年生全員の前でプレゼンしていきました。

いろいろな意見が出ていましたね。

 

・岐阜県の白川郷プラン

・福井県の水族館プラン

・広島県の原爆ドームプラン

・三重県の赤目四八滝プラン

・岐阜県の下呂温泉プラン

・長野県の阿智村プラン

などなど

 

 

4年生チームは、一人ひとりのプレゼンテーションをもとに、企画を考えた理由に着目をして進めていきました。

 

そして、その理由から共通点を見つけていくという形で企画を考えていきます。

 

その結果、4年生としての修学旅行の目的を4つにまとめていきました。

     歴史を学ぶ:昔の人の工夫を学び、今に生かす

     自然を学ぶ:自然の大切を学ぶ

     生き物を学ぶ:生き物についてより深くしる

     思い出を残す:ドンマイで学んで来たことをアルバムとして後に残したい

 

 

この4つのテーマをもとに企画を考えたところ、、、

企画自体も3つに絞られました。

・下呂温泉で温泉街プラン

・赤目四八滝で忍者修行プラン

・白川郷で歴史を学ぶプラン

 

 

そして、4年生チームは、二日間のタイムスケジュールを考えていたのも特徴的ですね。

一つ一つの移動方法や、何をするのかを、スケジュールに落とし込んでいました。

 

 

突っ込まれた内容はその③全体発表編でお伝えしていきます。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

最後、3年生チームのプロセスを見ていきましょう。

 

3年生チームも同様に、一人ひとり自分の企画内容をプレゼンテーションするところから始めて行きました。

どうして、それの企画を考えたのか、その企画で何を学べるのか

一人ひとりが意見を発表していきます。

 

・福井県での恐竜博物館プラン

・三重県のおやつタウンプラン

・大阪府の大阪城プラン

・奈良県の奈良公園プラン

・長野県の諏訪湖プラン

・岐阜県の気球プラン

・静岡県の富士山プラン

・岐阜県の白川郷プラン

など

 

 

そして、それぞれの内容について

インターネットを使いながら情報を集めて行きました。

 

                                                                                        

このチームは午前中最後まで話し合いを続けていました。

2時間ぶっ続けで話し合いを続けていたのは驚きです。

 

そして、何が凄いって、集中力が全くきれないという。

 

 

その結果、3年生チームは

それぞれの企画内容を別々に考えるのではなく、

12日でいくつかの企画を組み合わせて

ツアーにしたら良いんじゃないかというアイディアにたどり着きました。

 

何度も何度もどうしてそう思うのかをプレゼンテーションしていった結果

それぞれのアイディアを組み合わせられることにたどり着いたわけですね

 

実は、このツアーの発想が出てきたのは3年生チームだけなんです。

 

最終的に企画のアイディアは4つにまとまりました。

 

・福井県での恐竜博物館プラン

・三重県でのおやつタウンプラン

・奈良県での奈良公園プラン

・岐阜県での白川郷プラン

 

そして、これらと他の学年の企画内容を組み合わせながら

同じ方面の企画と合わせてツアー方式で考えるという戦略です。

 

この学年は、一番深くまで理由や目的について考え、話し合いを行っていたチームですね。

 

それぞれに対しての突っ込みは、その③全体発表編でお伝えします。

 

 

 

以上、ここまでが午前中の活動でした~

 

 

 

印象としては、どの学年も集中力が物凄い高くてびっくりしました。

全く休憩を取らず、話し合いを続けていく姿に、子どもたちの成長を感じました。

 

話し合いしても、中々上手く決まらないことも多いんです。

そして、意見が異なり、自分の企画が通らなくても、感情的になる子が一人もいなかったことも驚きです。

 

あくまで、良い企画を作りたいという視点から、意見を出していきました。

「話し合い」というものに対しての子どもたちの力がついてきたな~と感心をしています。

 

 

さて、いよいよ次が最後です。

果たして今回の修学旅行は

どんな内容に決まったのか!?

その③全体発表編へ

 

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