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コンテンツトップ表示【ドンマイ】無人島活動記~電気もガスも無い島で生きることに向き合う4日間~

 

8月27日~30日

名古屋から小学生6人が無人島での自給自足生活に挑戦してきました。

ガスなし、電気なし、水道なし

瀬戸内海に浮かぶ小さな無人島

お風呂も無く、歯磨きも海の水

時計も外して、太陽の動きと共に

ひたすら「生きる」と向き合う4日間となりました。

 

朝、6時45分に名古屋駅に集合した子どもたち。

新幹線に乗って姫路駅まで出発

そこから船を乗り継ぎ松島へ向かいます。

 

 

上陸したらまずはテントを立てました。

 

その後は、無人島の中を散策した後

魚を採るためのヤスの練習です。

生涯学習サポート兵庫(SHOSAPO)の山さんに行ってもらいました。

 

無人島での生活は基本的に雨の中だったため、写真がぼやけています。

ただ、そんなに大雨ではなかったのである意味過ごしやすい天候かもしれません。

 

 

ここまで来ると、後はひたすら生きるための時間となります。

魚を海から集め、火打ち石で火を起こし、料理をします。

持ち込んだ食料は

水、お米、調味料(味噌、醤油、塩、砂糖、酒、みりん)のみ

 

ここからは写真で様子を御覧ください。

時系列がずれている部分も多々ありますがご了承ください。

 

毎晩、日が暮れると

浜辺に集まり始める子どもたち

火を囲んで自然と語らいの時間が始まります

 

今日は何を話したい?

「無人島の中で辛かったことをみんなで話したい」

「どうしてみんなが無人島に行きたいと思ったのか聞いてみたい」

「今、食べたいものを話したい」

「みんなの夢を聞いてみたい」

 

一人じゃないってこんなに心強いんですね。

 

とある男の子の話です。

初日からヤスをもってずっと海に潜っていた男の子

あるとき浜辺に座ってじっと海を見つめていました

 

「ねえ、りょうた先生」

「どうしたの?」

 

「海に入って魚をとるのがね、最初は遊びだったんだ」

「でもそれが段々、生きるためにやらなきゃいけない仕事に変わっていったんだ」

「だから海に潜るのもあんなに楽しかったのに、段々面倒くさくなって遊びじゃなくなっ

ちゃたんだ」

凄いな~

そんなことを感じていたんだ。

 

もしかしたら、それは社会の中で大人が感じていることと、同じなのかもしれないね。

 

「どうやったらもう一度楽しい遊びに戻せるんだろう」

 

そうやって悩んでいた男の子は

その後、特大の巨大タコを捕まえて

 

みんなからとびっきりの「ありがとう」をもらっていました。

 

自分一人では生きていけない

みんなが仲間のために動いていく

 

レジャーも

プログラムも

一切なし

 

ただただ生きることに

本気で向き合い続けた4日間

 

欲しければ何でも手に入ってしまう社会だから

本当に必要な生きる力ってなんなのか

考えさせられますね~

 

ドンマイプロジェクト

曽雌

 

 

 

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