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スタンツ小学校【無人島Q&A⑦】無人島ではどうやって食材をとるの?(7/1~エントリー)
ドンマイプロジェクトの曽雌です。
こちらは無人島自給自足生活について興味を持っている方に、実際にどんな風に生活するの?
とイメージをもってもらいやすくするためのQ&Aコーナーです。
このコーナーも今日で7回目の更新となりました。
今回は「無人島ではどうやって食材をとるの?」についてお答えします。
自給自足生活の醍醐味とも言える食材の調達。
基本的に、無人島では海から食材を調達します。
食材の調達方法は主に3つ。
①素潜りをして自分の手で食材を集める。
②釣りをして魚をとる。
③ヤスを使って魚を突く。
詳しく見ていきましょう。
①素潜りタイプ
・とれる食材:主に貝類、運が良ければタコ
・スタイル:シュノーケル、ライフジャケット、両手に軍手、片手にマイナスドライバー、腰にとった食材を入れる網
海に潜って、石の下や、壁にくっついている貝を集めます。
なかなかとれないことが多いので、軍手着用、マイナスドライバーで引っ剥がして食材を集めます。
下記のトコブシがよくとれます。味はほとんどアワビです。
他にも、サザエが結構とれます。
そして、石をひっくり返すとタコがいることも!?
結構浅い浜辺の石の下にもかけれていることがあるので、見つけられるとラッキーですね。
後は、カメノテですね。
よく海辺の岩の間にたくさんくっついます。
実はこれ、食べられるんです。
根本から上手く引っ剥がすと、根本に食べられる部分がついています。
ただ、これが中々固くてとりにくい。
そこで活躍するのがマイナスドライバーなんですね。
根本からテコの原理でクイッと。
とったカメノテは、お味噌汁の具材にします。
このカメノテから良い出汁がでるんですよ~
お味噌汁の美味しさが2倍増しです。
②魚釣りタイプ
・とれる食材:魚
・スタイル:釣り竿、バケツ
これは一般的な釣りですね。岩場の上から釣りをしている光景がよく見られます。
結構いろんな魚が釣れます。ガシラ、カワハギ、ベラ、ボラ、アイナメなどなど。
餌には、カメノテの実をつけている子が多いですね。
ただ、こちらの釣りスタイル。普段から釣りをしていない子にはオススメしません。
中には、釣り竿が上手く準備できず、一日終わってしまったなんてトラブルも……
そして、一度壊れてしまうとそれ以降全く使えなくなってしまうからです。
中には高い釣り竿を無人島のために購入してくる子もいますが、、、結構な確率で壊れます。
そして壊れた後の気持ちの落ち込みが大きいので、個人的には辞めた方がいいと思います。
釣りは、普段から慣れている子向きですね。
③魚突きタイプ
とれる食材:魚、たまにタコ
スタイル:シュノーケル、ライフジャケット(浮き輪)、片手にヤス、腰に網
個人的には一番オススメですね。
理由は2つ。
理由①準備がものすごく楽
ヤスを片手に海に潜るだけで始められます。
食材を集めようと思い立ったその瞬間に、海にむかえるのでものすごく楽です。
理由②ヤスが安い
1本1,500円程度で購入が可能です。近くの魚釣具店ならどこにでもあるはずです。
勿論、通販でも売っています。
そのため、壊れても心理的なショックが小さいです。
実際、ゴムが切れたり、先の金属が折れたりと壊れることもしばしば。
突くのは結構難しいです。というよりも、コツが必要です。
ヤスの後ろについているゴムの力で、魚に向けて発射します。
上手く魚に当たれば、魚をとることができるというわけですね。
魚との距離感、ヤスを突く角度、タイミング、様々な要素をモノにできたときのみ成功することができます。
調子のいいときには、5匹ぐらい突けることもありますが
調子が悪いときには、1時間潜っても1匹も突けないことも、、、。
購入をされる場合は、オススメなのが釣具店で売っている安い竹製のヤスです。
なぜかというと、軽いので手を話したときに浮くからです。
プラスチック製のヤスは丈夫な反面、手を離すと沈んでしまいます。
どちらにしても、シュノーケルの技術が必要になります。
この辺りを事前研修では、海のキケンを踏まえておさえていきます。
自給自足生活をするための大事なポイント、食材集め。
参考になりましたか?
エントリーは7月1日から!
お待ちしております。