現場スタッフの声STAFF VOICE

ほしのしんや星野 真哉

学童保育の指導員を経て、名古屋教育文化センターへ入社。趣味はイラスト。このHPに掲載されているイラストも全て彼が描いたもの。体全体を使って、だれよりも率先して楽しんでいる姿は、子どもたちからも保護者からも広く信頼を集めている。

“大切なのは「冷静なバカ」になること”
1.名古屋教育文化センター(スタンツ)に入ろうと思ったきっかけは何ですか?
学生時代から幼児教育には興味があったんです。もともと大学でアニメーションを作っていたこともあり、子どもたちの行動や、しぐさ、表情など一つ一つの動きを見ているのが面白くて仕方がなかったんです。そこから、そんな風に本能で生きている子どもたちが、何を見て、何を感じているのかに興味がわいていきました。ただ、自分自身そのときは保育の資格を持っていなかったため、まずは学童保育の指導員から始めました。そうやって子どもたちと関わっていく中で、もっと子どもたちが生き生きとしている姿が見てみたいと感じました。そこで、自然の中で子どもたちと思いっきり遊んで過ごせるスタンツに強い魅力を感じていました。幸いスタンツも資格がなくても働けたので、働きながら資格の勉強をできたところも魅力の一つでした。
2.「先生」として子どもたちと関わってみて何を感じましたか?
一番初めに感じたのは、子どもたちって思ったよりも色んなことを考えているんだな!ということです。一年目は年中クラスを受け持っていたんですが、想像していた以上に子どもたちの感情の豊かさに驚かされました。友達との関わりや、苦手なことへの向き合い方など、本当に様々なことを日々考えているんだと気づかされました。笑っていても、内心ではイヤだと思っていたり、楽しそうに見えなくても内心ではめちゃくちゃ楽しんでいたり、本当に様々なことを子どもたちは感じていたんです。同時に、やっぱり子どもたちのために自分は何ができるのかは、実際に子どもたちと関わってみないと分からないんだと気づかされました。
そして、自分の話を真剣に聞こうとしてくれる子どもたちを前にして、中々うまく伝えられずに悩んだことも多かったです。どうしたら、もっと上手に伝えられるかな?と毎日が試行錯誤の日々でした。そんな中で今たどり着いたのが『冷静なバカになる』というあり方でした。
遊びの楽しさを子どもたちに伝えるには、自分自身が本当に楽しいと感じていなければ伝わらないんです。少しでもカッコつけてしまうと途端に伝わらなくなってしまう。だから、思いっきりバカになって、子どもたちに自然遊びの楽しさを伝えていきたいと思っているんです。大人の目からしたら、本当に馬鹿みたいに見えるかもしれませんが、本気で子どもたちと向き合おうと思うとそんなことは気にならなくなっていくんです。
 でも、実はバカになるだけでも駄目なんですよ。頭の中は常に冷静にしておかなければなりません。子どもたちの行動の背景には何があるのか、今何に興味を持っているのか、そして次に何が起こりそうなのか、常に予想しながら活動をしています。
3.男性スタッフだからこそできる強みって何だと思いますか?
う~ん、そうですね~。ダイナミックな動きができることじゃないかなと思います。スタンツは、男の先生と女の先生が必ずペアで担任に付きますし、いい意味で役割分担ができるんじゃないかと思っています。やっぱり子どもたちにとっても、体を使って思いっきり遊んでくれる人がいると、遊びの幅が広がっていきますもんね。ただ、おそらくスタンツの男性スタッフは、ただただ自分が楽しみたいだけな気もしていますけどね(笑)
 入社してすぐの時に、先輩の男性スタッフが木に登っている場面を見たんです。それも5m程の高さまで!それを見ていて、いや…そこでそんなに高い木に登る必要あるか?と内心思ったんです。それ、絶対お前が登りたいだけだろ!って。勿論口には出さなかったですけどね(笑)。でも、その後の子どもたちの様子を見ていて、びっくりしました。何も言わなくても、子どもたちが自分の登りやすい木を見つけて木登りを始めていったんです。その時、僕は思いました。ああ、理屈じゃないんだなって。自分が興味があることをトコトンすれば、それが子どもたちにも伝わっていくんです。まあ、今でもあの時の木登りは、ただ登りたかったから登ったんだと思っていますが。
 でも、スタンツのスタッフは、そうやって自分からトコトン楽しめる人ばかりなので、信頼もしやすいんです。この人ならやってくれる。この人なら大丈夫、ってね。普段から自分自身をオープンに出しているからこそ、何かあった時でも信頼ができるんじゃないでしょうか。そういった意味でも、男性スタッフと女性スタッフが半々でいるスタンツは、働きやすい場所かなと思います。それぞれが、それぞれ興味を持ったことをトコトンして、いいバランスが取れているんじゃないでしょうか。
4.迷っている人に一言メッセージお願いします。
まずは自分が楽しむことが大事だと思います。子どもと一緒に遊びまわって、子どもと一緒に笑顔になって、子どもと一緒に汗をかく。自分が笑顔になれば、子どもたちも笑顔になれるんです。まずは、自分から全力で楽しめる人と一緒に働ければ嬉しいですね。

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