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MEIKYO【MEIKYO】「平均点が取れればいい」は間違い?
MEIKYOでは期末テストに向けてテスト対策授業の真っ最中です。
テスト期間に入ると、子どもたちと目標の設定をするのですが、
私は子どもたちの「平均点以上取れればいい」という言葉にどうしても引っかかってしまいます。
確かに一つの目安にはなるかもしれませんが、みななんとなくで「平均を超えれればいいや」と言い、そこに根拠はありません。
何より他人と比べていても仕方ありません。現在の自分の学習レベルを測るのであれば、とにかく前回の自分のテストの点数を超えることが最優先です。
また苦手な教科や分野があるのも当然であり、そのテストで平均点を取るのが難しい場合も考えられます。
勉強以外で、もっと広い視野で見たときに、世の中の物事を全て平均以上のレベルでこなせるかと言えば、そうではありません。私自身の話で言えば、昔から水泳が苦手で、どれだけ練習をしてもなかなか上達しませんでした。
誰しも苦手分野はあります。
そこでいきなり平均を目指しても明確な目標は立てられません。苦手な教科こそ、イメージのわきやすい目標を設定する必要があります。
私の場合は「計算の分野は満点を取る」や「漢字は全問正解する」「ワークのA問題だけは完璧にする」などを自分の中のイメージとして持ち、子どもたちと共有し、それが達成できたときにはとにかく褒めます。極端な話、今まで提出物をまともに提出しなかった子が提出するようになれば、点数など関係なく、それはその子にとって大きな成長です。
平均を意識するあまり、自分自身の成長を見誤らないよう、子どもたちには気をつけて欲しいなと思います。