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MEIKYO【MEIKYO】授業を通して思うこと
普段授業をしていると子どもたちに対して、「もっとこうした方がいいよ」と
声をかける機会が多々あります。しかし、一回言ってなおるということはなかなかありません。
それでもこちらとしては気になるので、何度も繰り返し声を掛け続けます。
何よりも「その子のため」だと思って。
しかし、その掛ける言葉が毎度同じように優しものであればいいのですが、
何度も繰り返すことで、自然と「伝える」ことから「叱る」に変わっていきます。
直接相手を変えようとすると自然と叱る機会が増えます。
もちろんこの方法ではなかなかうまくはいきません。気付いた時には、猛省しました。
もちろん今はこのようなことが無いように気をつけています。
いくら「子どものため」と思っていることでも、子どもたちからすれば価値観の押し付けにすぎません。受け入れるどころか反発する気持ちを持ちます。
だからと言って放ったらかしにしておくわけにもいきません。
ではどのように伝えればいいのでしょうか。
それは自らが行動し、行動で伝えることです。
「人は変えられない。変えられるのは自分だけ」という言葉は有名です。
自分が変わることでその結果を受け相手にも変化が生まれます。
これは相手が大人でも子どもでも関係ありません。努力している人が近くにいれば、
自然と努力しないといけない気持ちになります。
だらけている人が近くにいれば、自分もだらけたくなるものです。
少しでもいい影響を与える大人が周りにいれば子どもたちにとっても必ずプラスに働きます。
自分が変わり、あとはじっくり待つ。子どもたちは周りの大人を見て成長していきます。
子供たちになってほしい姿を描き、まずは自分がその姿を目指そうと奮闘する日々です。