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スタンツ小学校【豆知識ブログ】子どもの敏感さを理解しやすくなる考え方

日常にちょっぴり役立つ情報をお届けします。

 

学ぶことって凄く時間がかかりますよね。

本を読むのにも結構な時間が必要です。

 

そこで、これまで学んできたことをもとに、役立つ情報をピンポイントでお伝えしていきます。

 

 

今回は、子どもの敏感さを理解するために役立つ考え方です。

 

 

最初にことわっておきます。

ここで紹介するのは、あくまで一つの考え方です。

 

これに当てはまるからといって

全てがそうであると考えるのは危険です。

あくまで、そういう考え方もあるんだと捉えた上で

 

どう活用したらいいか

 

に目を向けてくださいね。

 

 

これはあくまで僕の考えですが

 

子どもたち(私達大人も)が最終的に目指すところは

自分の特性を理解した上で選択ができること

だと思っています。

 

私達は本当に一人ひとり違った特性をもっています。

兄弟や姉妹で見ても、その特性は大きく違っています。

 

あくまで、私達がみていくのは

その子、一人ひとりだということを

忘れちゃいけないんだと思います。

 

色んな知識や学びを積み重ねていくと

 

理論や考え方に無理やり子どもの姿を

当てはめようとしてしまうときがあります。

 

大事なことは

この子はどんな特性をもっているんだろうと

一人ひとりの姿を理解すること。

 

そのために役立つ

一つの道具として捉えることだと思います。

 

昨日ブログにあげた「8つの知能」も同様に

人には強い部分も弱い部分も両方あります。

 

そんな感じで見てみてくださいね。

 

 

さて、長くなりましたが本題に。

 

今回は、子どもの敏感さを理解するために、役立つ考え方の一つをご紹介します。

 

エレイン・N・アーロン氏が提唱した

HSPHighly Sensitive Person):人一番敏感な人

という考え方です。

 

そこでは

5人に1人が生まれつき敏感な特性をもっている

と言われています。

 

ここで言う「敏感さ」とは

例えば、ちょっとした味の違いや、室温の変化に気づいたり

大きな音や、まぶしい光にびっくりしたり

「先生が他の子を怒る声が怖い」や

「騒がしい教室が苦手」など

 

そんなささいなことで?と思うようなことが

本人にとっては敏感に感じてしまう、ということです。

 

プラスな面から見ると

人の痛みや苦痛に気づきやすく、人を心地よくすることに長けていたり

環境の微妙な変化に気づき、様々な危険を回避することができる

と言われています。

 

アーロン氏は著書の中で

敏感な人に当てはまるチェック項目として、以下の23の質問を挙げています。

(全て、はい・いいえ で回答)

 

1.       すぐにびっくりする

2.       服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる

3.       驚かされるのが苦手である

4.       しつけは、強い罰よりも、優しい注意の方が効果がある

5.       親の心を読む

6.       年齢の割に難しい言葉をつかう

7.       いつもと違う臭いに気づく

8.       ユーモアのセンスがある

9.       直感力にすぐれている

10.   興奮した後はなかなか寝付けない

11.   大きな変化にうまく対応できない

12.   たくさんのことを質問する

13.   服が濡れたり、砂がついたりすると、着替えたがる

14.   完璧主義である

15.   誰かがつらい思いをしていることに気づく

16.   静かに遊ぶのを好む

17.   考えさせられる深い質問をする

18.   痛みに敏感である

19.   うるさい場所を嫌う

20.   細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく

21.   石橋をたたいて渡る

22.   人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく

23.   物事を深く考える

 

13個以上「はい」ならば、敏感な特性もっている】

とアーロン氏はいっています。

 

いかがでしたか?

個人的には、誰でも当てはまりそうだな~

という質問もいくつかあるので

中々判断が難しいようにも感じます。

 

なので、あくまで子どもを理解するための

一つの参考として捉えてみてくださいね。

 

もしも、めちゃくちゃ当てはまる!

もっと詳しく知りたい!という方は

コチラを読んでみてください。

443ページにも及ぶ分厚さなので、結構読むのは大変です。

ただ、学術書のように堅苦しい感じはしないので、割と読み進めやすいです。

そして、小さなトピックにわけて書いてあるので、読みたいところだけ読めるというのもオススメです。

 

ちなみにHSCとは、HSPPersonChildに変えてあるだけです。

主に敏感な特性をもった子どもについて書かれています。

もう少し読みやすい本でいくならば、コチラがオススメです。

コチラを読んでみて、もう少し詳しく知りたい!となったら

上の本を読んでみるのもアリかもしれませんね。

 

 

よかったら一つ参考にしてみてください。

次回もお楽しみに~

 

曽雌

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