ブログ&イベント詳細
スタンツ小学校【ドンマイ SHOCK!!遊FINAL】アウトドアフルコースランチに挑戦!!
1年間、ご飯を【つくる】あそびを【つくる】楽しいを【つくる】をテーマにやって来たSHOCK!!遊も、本日が最後のプログラム☆
今日は、サラダ、主食、メインディッシュ、デザートの4品を1時間でつくるFINALミッション♪
さあ、こちらが用意したそれぞれの料理のレシピから、何を選ぶか、まずはメニュー決めの子ども会議から始まり始まり。。。
「今日は、全部で4つのものを作ってもらうよ!でも、1つづつ作るのは大変だから、前にやったポリ袋に材料を入れて、お鍋でぐつぐつ煮るパッククッキング大作戦で行きます!ポリ袋は、それぞれ違うから、みんなメニューは違ってもいいよ!」
「みんなと一緒じゃなくてもいいってこと?」
「そう!メニューが決まったら、材料を買いに行くよ!自分の食べたいメニューを選んでね。」
「わかった!」
「じゃあ、まずはサラダから決めてね!ニンジンのしゃきしゃきサラダ、大根のさっぱりサラダ、つるつるにゅるにゅる海藻サラダ、キャベツのやみつきサラダ、じゃがりこから作るびっくりポテトサラダ、どれがいい?」
「・・・。」
「迷っちゃう?どれも美味しいよ!袋の中でもみもみして作るサラダもあるよ。どれがいい?」
「・・・ねえねえ、なんでキャベツなの?」
「キャベツサラダは、焼肉屋さんで大人気のサラダなんだって!」
「・・・私、レタスがいい!」
「オレも!オレも!」
子どもたちの好奇心をくすぐるレシピを厳選して、用意してきた5つのレシピは全て却下されました。。。
「わかった。サラダの材料はスーパーで決めよう。ドレッシングは作っちゃおうね。」
「私、塩でいいよ!」
「・・・。」
素材の味を大事にする子どもたち。
オトナはついつい、あれこれ手を加えがちになっちゃうんですけど、子どもたちにとっては、洗う、切る、盛り付けるの作業で十分【つくった!】という達成感は感じられるんですね。
「じゃあ、主食はご飯とパスタ、どっちがいい?」
「ご飯!」
「パスタは、一人もいないの? わかった、みんなご飯ね!ご飯は、コーンご飯、サツマイモご飯、塩昆布ご飯、人参バターライス、どれがいい?」
「白いごはんでもいい?」
「いいけど、どれも美味しそうじゃない?やってみようよ!」
「私、白いご飯が一番好き!だから、白いご飯にする!」
「オレも!」
そうなんです、毎回メニューを変える必要はないんです。
アウトドア料理では、白いご飯が毎回上手に炊けるとは決まっていません。焦げる時もあれば、水の量を間違えるとおかゆになることも、、、白米を炊くってだけで、子どもたちにとっては、わくわくできるチャレンジなんです。
FINALにして、【料理する】ことの原点に帰った子ども会議。
オトナの「アレもコレも」な考えは、オトナの自己満足に終わってしまう面を多く含んでいて、子どもたちはそれほど「アレもコレも」求めてないってことを痛感させられました。
メインディッシュ選びになって、初めて「チキンステーキ」「豆腐ハンバーグ」「鮭バタープレート」と分かれ、デザートも「ココアケーキ」「マシュマロサンド」「焼きリンゴ」と意見が分かれ、用意したレシピがようやく活用されてメニューが決定!
いざ買い出しへ!
でも、どこに何が置いてあるかは分からない。。。みんなで手分けして探します。
材料を選ぶうちに、ココロも揺れに揺れまくって、一人がレタスサラダから、じゃがりこサラダに、メインディッシュは全員がボリューム満点の「チキンステーキ」になりました。
買い物帰りは前回同様、じゃんけんリレーで手分けして荷物を運び、戻ってくると「お腹すいたから早く作ろう!」とやる気マンマン♪
自分たちでお昼ご飯をつくることを1年間やってくると、次の作業も子どもたちが率先してやり出すから、すごいですね。
初めて参加する子にも「ここを、こうやれば怖くないよ」「初めは、みんな怖いから大丈夫!」
相手の気持ちに立っての言葉がけする姿には、感心させられっぱなし。
「そうじゃないって!」
「違う!違う!」
オトナが使ってしまいがちな、否定するコトバは存在しないんです。
そんなお互いに認め合う空間で、今日のメンバーは全部で7品の料理を作り上げてくれました。
今日の創作プログラムは絵本作り♪
すみっコぐらしの一日とゾンビゲーム 展開が気になるけど、続きはお家で。。。
天白公園では、竹ぽっくりに縄跳びチャレンジ、春探しにひみつ基地づくり…90分たっぷり遊びこみました。
SHOCK!!遊は、本日で最後のプログラムとなります。
1年間参加してくれた子どもたち、ブログを見に来て下さった方々、本当にありがとうございました。
通い続けてくれたお子さんの保護者様から、帰り際に「ウチの子、家でもみんなにカレーを作ってくれて、びっくりしました!」「この空間で、ウチの子は自信を取り戻してるみたいです♪」そんな嬉しい報告をいただきました。
SHOCK!!遊という場でしか、できないプログラムは一つもやっていません。
日常の中にチャレンジも、びっくりすることはいっぱい溢れています。
そこに気づくきっかけになれば、という思いで1年間すすめて参りました。
それぞれのSHOCK!!遊、どうぞ4月から、いろんな場で展開してください。
たくさんの「びっくり!」に触れてください。
てんこ盛りの「いいね!」のシャワーを浴び、その嬉しい気持ちを、ちょっとだけ周りのみんなにも振りまいてください。
きっと、そんなみんなの胸の奥には「やってみる!」の芽が溢れかえってると思うよ!
またでっかくなったみんなに会えるのを、楽しみにしています。
【ドンマイプロジェクト 高橋】
「